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2006.02.28 なかったらなかったで

トリノオリンピックも終了し、まさに冬も一段落。
皆さんはオリンピックご覧になりましたか?

店主は一つも見てません。
話題のカーリング娘も、やってみたいリュージュも、荒川静香選手の金メダルも、ネットのニュースで知りました。もちろんまだ映像は見てません。
とはいっても、別にオリンピックで盛り上がるのが嫌い、とか、偏屈なニヒリズムを座右に置いているわけでもありません。

ご存知の方も多いとは思いますが、店主の部屋にはテレビがないんです。
店の上に住むようになって二年、テレビのない生活を続けています。

理由は単純。
テレビが壊れてから早二年だというだけのことです。

なかったらなかったで本を読んだり音楽を聴いたりネットしたりと、自分のしたいことが出来るので不便は無く、まあテレビの無い生活も悪くないね、なんて思っているわけで、そのせいもあってテレビを買うことなく二年が経ってしまいました。

テレビのある生活を頑なに拒んでいるわけではなく、テレビを買う機会がない、ということですね。ほら、テレビって高いでしょ。

だからこのままいっそのことテレビの無い生活を送ろうかな〜なんて思っていたのですが、もうすぐ始まる世界の祭典、ワールドカップ。これを見るためにテレビが欲しくなってきました。

紫野に引っ越してきてから、いつでもテレビを置けるよう、同軸ケーブルは引っ張ってきてあるので、あとはテレビを買うだけで見られるのですが、一度テレビを置いてしまうと、テレビに依存してしまう生活になってしまいそうで・・・。
かといって、試合のあるたびに友達の家にお邪魔するのも、きまりが悪いですし・・・。

なんてグダグダいいながら、結局テレビを買わずにワールドカップを迎えそうです。

Post at 20:02(火)/No.126町家暮らしCom:0Tb:0Top↑

2006.02.27 はたらくくるま

ムックはもともとイエティ(雪男)の子供であり、暑いところが苦手だそうで、暑くなると頭のプロペラで心頭滅却する仕組みになっているそうです。
空冷仕様のムック、エコな雪男です。実際にプロペラが回ってるところは見たことないですが。

藤岡弘、は、ベルトにつけられた風車がまわることによって風力エネルギーを変身エネルギーに変換し、飛蝗のヒーローに変身します。
原子力で動いている某アストロボーイよりも何倍もエコです。

そして今、京都議定書の舞台となった京都に、風力タクシーが走ります。
原理は前出の二者と同じく、プロペラです。
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車が走ることによって進行方向より相対的に風力を得、それを電力に変換しているという仕組み。
ムックと仮面ライダーからヒントを得た、かどうかは分かりませんが、両者のおいしいところを頂いた、面白いアイデアですね。

これ、単なるパフォーマンスではなく、実際にCO2を二割削減することに成功したそうです。
エコロタクシー、素晴らしいじゃないですか。

でも、エコって難しいですよね。
たとえばエコロジーな商品が発売されたとして、エコのためだとばかりに買い換えたとすると、それに代わって捨てられる物は当然あるわけで。
つまり、エコな商品を買うということは、「消費」と「廃棄」というアンチエコなキーワードが二つも顔を出してしまい、なんだか本末転倒。

なんてこと言ってるともう何も買えなくなってしまうし、持てなくなってしまう。

究極のエコは、「食べる、その分だけだす、それが土に還る」だけを延々繰り返すことなんでしょうが、そんなこと、現実的には不可能ですもんね。。。

出来る人がいるなら、お目にかかりたいです。
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Post at 19:06(月)/No.125京都案内Com:0Tb:0Top↑

2006.02.25 天神さん、梅花祭、そして春

宣言します。
今日を持ちまして、春!

暖かくなった気候ももちろんですが、今日は天神さんの梅花祭。
しかも土曜日、たくさんの人が天神さんの縁日にお越しでした。

店主も早起き一番、色々お買い物してきましたよ。
面白い帯が欲しかったので、帯を物色。
紬の帯をゲット!

他には、綿麻の着物、単衣の羽織などなどゲット。
春に向けての準備は万端です。

いつものようにてくてく歩いていると、2ヶ月ぶりのご無沙汰ですね、ご存知陰陽師のボッシーに遭遇。
今日はボッシーのお弟子さんと、奥さんのCHOKOちゃんの三人でした。

そこへ出くわしたのが、友禅アロハの先駆け、玉葱工房さん。
わんこ二匹をつれての登場です。
わんこを見るや否や、ものすごい反応を見せるのは、ご先祖様が狼であるボッシー。
見よ、この満悦の表情。
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やはり、通じるものがあるのでしょうね。
そんなボッシーと二人で記念撮影。
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豚まんが良く似合っている方が店主です。

キャスパーブースへ赴くと、キャスパー氏は商品をほっぽりだしてなぜかお留守。
代わりに、和楽社中の男衆に遭遇です。
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今日も元気いっぱい、粋な和の男達です。
和楽社中の女の子にもお会いした折、なんと和楽社中のひな祭りにお誘いいただきました。
なんと、女の子がいっぱいくるそうです・・・。
こりゃボッシーにもらった「彼女が出来るお札」を持参せねば。
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ほかにも、いつも仲良しなとりさん夫婦(今日はお二人でお着物!)にもお会いし、いやあやっぱり縁日ってのはご縁の日だなあと痛感したわけで、たくさんのご縁を頂いたお礼に、本殿におまいりしてきた次第です。

天神さんのシメは、やっぱりこれでなきゃね。
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カルシューム、玉子配合の前田のベビーカステーラ!
祇園祭の際は、プーさんのハニーハントばりのもんのすごい行列が出来てしまう人気カステラです。

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うまいんだな、これが!

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Post at 18:56(土)/No.124京都案内Com:6Tb:0Top↑

2006.02.24 敢えて難しく考えてみた

日本人なんだからもっとみんな着物を着るべきだ!


なんて店主は思いません。
着物が日常着から遠くかけ離れてしまった昨今、日本人であることを理由に他人に着物の着用を促すのはちと無理があります。

また、同じ理由から、日本の伝統的衣服なんだから日本人が着物を着るのは当たり前、とも思いません。

ただ、「私は日本人だから着物を着ます」や、「日本の伝統的衣服だから私が着物を切るのは当たり前」という主張には賛成します。

おいおい調子いいな、ってお思いでしょうが、両者には微妙な違いがあります。
前者は、着物を着るという主張を普遍化しようとしているのに対し、後者は、着物を着るという主張が飽くまで自分に向いているということです。
どんなに偏った主張であれ、それが自己完結しており、他人に強制しないのであれば、着物を着る理由としては立派であると思います。

着物は自由であるべきだ、と常日頃店主はほざいておりますが、ここで言う自由とは、既成概念にとらわれないで自由に着物を着たい、ということももちろんありますが、教科書どおりに着物を着る自由、さらには「着物を着ない」という選択の自由も含まれています。

着物が、「着るべきもの」から「着たいもの」に変わったとき、初めてその輝きを放ちます。
では、「着たい」と思うとはどういうことなのか?

決して日常生活や仕事の場において機能的とはいえない衣服である着物をわざわざ着るためには、何か理由が必要になってきます。

成人式や結婚式のハレの場での演出のためや、演劇鑑賞やちょっとしたお出かけのときのスパイスとして着物を着る。
もっといえば、単純にかわいいから、かっこいいから、もてたいから、目立ちたいから、いや別になんとなく。
理由はいろいろあると思いますが、どんな不純な動機であれ、結果として着物を着たいと思ったのなら、理由はなんでもいいんです。
願わくば、その動機付けのお手伝いをおはりばこが出来たなら・・・

おはりばこは和装小物業界に属していますが、着物業界ではありません。
でも、祖父の代から着物に関する商いをしている「西陣の子」の店主にとって、着物を着る人が増えるということはとてもうれしいことです。

着物を着る動機、着方や考え方などが全て自由になったときに、ある人が着物を衣服として選んだなら、そして、その動機に少しでも、「おはりばこの小物と共に着物を着たい」ということが含まれていたなら、私達にとってこんなにうれしいことはありません。

まだまだ始まったばかりですが、皆さんにそう思っていただける物をこれからも作って行きたいと、店主北井は考えております。どうぞご期待ください。



では本題。
この文章に「きたい」は何回出てきたでしょう?

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Post at 19:30(金)/No.123着物Com:4Tb:0Top↑

2006.02.22 店主の相棒

いきなりですが問題です。

Q.店主が店に立つ際に絶対に身に着けているものといえば何??

・・・・・・
(考え中)
・・・・・・・

正解はこちら。
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前掛けです。
この前掛けは、おはりばこがオープンした二年前に購入、以来店主のよき相棒として、また、店主のネクタイとして活躍しています。

これを着けると身が引き締まるといいますか、店主としてスイッチがオンになるんですよね。
また、防寒にもなりますし、ちょいちょいと手も拭けますので、実用性も申し分なし。
頑丈だから、ガンガン使っても大丈夫。

普通の前掛けは藍染に白抜きですが、これは柿渋染めの憲法色。
二年間の愛用のおかげで、いい感じに色落ちしてきました。

じつはこの前掛け、他にも色のラインナップがありまして。
二年前に買うときに迷いに迷って憲法色の一色染めに決めたのですが、最後まで店主を迷わせたものが、柿渋染めと藍染めの二色染めの前掛けです。
機会があれば手に入れようと思っており、先日オーダーをお願いしておりました。

この前掛けを作っているのが、中京区麩屋町夷川上るの「手染メ屋」さん。
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手染メ屋さんでは、天然染料を使って文字通り手染めして、いろんなアイテムを作ってらっしゃいます。
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天然染料を使っているから、発色がとてもきれいなんです。
女性物もたくさんありますので、京都へきたなら行かなきゃ損ですぜ!

さて、ここで前掛けをオーダーし、待つこと約何日かは忘れましたが、本日出来上がってきました!
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かっこえぇ!
オーダーしてよかった。待った甲斐がありました。
適度に発色した柿渋と、藍と柿渋が合わさってデッドストックのビンテージジーンズのような風合いのえもいわれぬ留紺。
まだ使い込まれていない生地は、ごわごわと無骨な風合いです。
店主、こういうアイテムに非常に弱いんです。

やっぱり人の手で作られた物っていいですね。
職人が自分のために物を作る。こんな贅沢はありません。

さあ、新顔のこいつもガンガン愛用し、古顔のあいつのように馴染んでくるまで使い込んでやります。

手染メ屋さんにおいてあった、この前掛けみたいになるまでね。
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Post at 18:19(水)/No.122京都案内Com:0Tb:0Top↑

2006.02.21 一人前ダイエット

一人暮らしの男子、そのエンゲル係数は推して知るべし。

というのは今は昔。
そう、最近は専ら自炊生活なんです。

そんなん当たり前やん、とお思いの皆様もいらっしゃるでしょうが、なかなかヤモメ暮らしで自炊、というのは出来そうで出来ないもんです。

しかし、今月は本やら着物やら調子に乗って色々お買い物をしてしまい、月の前半ですでにしてピンチ。
こりゃいかん、とばかりに一念発起、最近は努めて自炊しております。

ご飯を作るのもなれてくりゃ、そんなに苦でもなくなってくるもんですね。
ちょっと前までスーパーに行っても何を買っていいものやら分からず、空の買い物籠を持って右往左往なんて事もありましたが、最近では事前に献立やら予定やらを考えて行くようになり、おかげで前回スーパーに行って以来10日間、食費を使うことなく自炊で賄っております。

そろそろネタ切れか?という頃ですが、なんのなんの。

今日からご存知カレースパイラルの始まりです。
しかも、まだパスタが3人前残っており、一日三食カレー、なんてこともなくなりそうです。

食費が浮いたおかげで、今月の散財も何とか穴埋めできそうです。
しかし自炊効果はそればかりではありません。

なんと、体重が落ちた!
自炊生活を始めてから3キロもダイエットに成功。
店主を良く知る人たちの間では、店主が極端な着痩せ体型なことは有名ですが、やっと名に実が追いついてきた、といったところ。
もう、「ブー」なんて誰にも言わせません。

ただ一つ、気がかりなことが。
学生時代から店主の腹を支えてくれたテフロン加工のフライパンが、ここ最近のハードな使用に耐え切れず、もう限界。というか、限界超えてます。
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ご覧の通り、テフロンがベローン。
少なくとも、このはがれた面積分だけ店主の体の中へ。

テフロンって食べられるんですか?
いや、食べられることは店主が実証しましたが、害は無いのかな?


心配で心配でしょうがないですが、夜はぐっすりです。

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Post at 18:08(火)/No.121趣味・日常Com:5Tb:0Top↑

2006.02.20 勝手にしやがれ

先日ご紹介した、こちらの縞の木綿のお着物。
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先の天神さんでゲットした、粋なお着物ですが、ご存知の通りちょいと着丈が短いんです。

店主にとってベストの着丈は、140センチなんですが、こちらは134センチ。
せめてあと一寸あれば、何とかごまかすことも出来るのですが、この短さでは天才バカボン状態。いわゆる「つんつるてん」です。

で、店主は考えた。
「どないしてごまかそう?」

丈が短い場合のごまかし方としていくつか知られた方法があります。
たとえば、下に見えても大丈夫な、見せパンや見せ裾よけを履いたり、ブーツを履いたり。

タイダイ染めのスパッツを履いてみたのですが、着物が綿ですので、今一裾捌きが良くないんです。
それに色のバランスも・・・良くはない。

ならばブーツだ!ということで、下駄箱をひっくり返して探してみると・・・
ありました!ブーツ発見!

しかし、出てきたのは何年も履いていない埃まみれのブーツ。
しかも、あまりにも無骨なエンジニアブーツ。
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昔からどちらかと言うと古着好き、もっと言えばこういう無骨な男臭いファッションを好んでいた店主は、こんなブーツしか持っていません。
雅の世界の産物である着物に、こんなブーツを合わせたとあっちゃあ和装業界から総スカンを食らう可能性大。

ただでさえ京都で着物を着て歩くのは勇気がいる、なんていわれているのに、仮にも和装業界の端っこにぶら下がっている自分が先陣切って異端のど真ん中を突っ切っていいものか???

・・・・
・・・・・
・・・・・・

ええい、いまさら何をか迷わん!
これで結婚式に行くわけでもないんだし、普段着ぐらい好きにするっちゃ。
往来の人にいけずを言わても、それは想定の範囲内。
むしろ、いけずを言われたとしても店主にとっちゃそれは勲章。

おお、それってパンクやん?

というわけで、エンジニアでもないのにエンジニアブーツで着物を着ます。
これは男の心意気、着物にカテゴライズなど問答無用!











新発売、桜の髪飾りと細丸絎重ね梅コームです。

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Post at 19:20(月)/No.120着物Com:2Tb:1Top↑

2006.02.19 ガチンコ☆髪飾り道

実を言いますと、髪飾り屋を自負している弊おはりばこ。
新作を次々と発表中ですが、まだまだ温めているものがございます。

今日、用があってふと上(かみ)の工房に立ち寄ったのですが、そこには試作品が次々と出来上がっていました。
今日はその一部をご紹介いたします。

まずは、細丸絎とつまみの梅を組み合わせた新しいタイプの髪飾り。
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一度こちらで着用写真をご紹介しましたが、
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皆様からなかなかのご好評を頂いておりました。
もうすぐ発売です。

続きましてはこちら。
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こちらは、丸絎をリボンにしてつまみの梅とビラをつけた髪飾りです。
絞りのリボンはよくありますが、この組み合わせはないですよ。
新日本髪に着けて頂きたいですね。
こちらは完全プロトタイプ、これから煮詰めていきますので、しばらくお時間をいただきます。

最後にこちらの髪飾り。
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コサージュにしても、とってもかわいいですよ。

和装の髪飾りって、使う側にってはなかなかつける機会もなく、作る側にとってもとても手間もかかってしまうので、他の商品と比べるとどうしても能率の悪い商品になってしまうのですが、「どこにもない便利でかわいい髪飾りを作りたい」というおはりばこ職人の気質を表す商品として、今後も色んなものを出して行きたいと思っています。

皆様に「一生もの」と言っていただけ、末永くお使いいただける髪飾りを目指して、「髪飾り道」を邁進していく所存です。
それは、皆様のお力添えあって始めて成せるものです。
今後も、お引き立てのほど謹んでお願い申し上げます。


っと、今日は真面目に語っちゃいましたね。


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Post at 19:30(日)/No.119着物Com:0Tb:0Top↑

2006.02.18 好きなタイプは、ねんねこが似合う人

昨日に引き続き、「こんなん買うたよ」シリーズ、今日はこちら。
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ねんねこです。

そう、ねんねこと言えばこの冬大活躍した、店主の防寒スタンダード。
こんなんやら
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こんなんやら
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愛用していたのですが、冬ももう終わりというころにネットオークションにて三着目ゲットです。
あとはピンクの紐を取ってしまえば、こいつも晴れてデビューです。


ねんねこはいいです。
赤ちゃんを負ぶるので、裄も長めに作られてますし、赤ちゃんが風邪引かないようにぬっくぬく。
まるでお布団を羽織っているかのようです。
半纏と違い、袖丈があるので、着物の上に着ても大丈夫。
なによりも、名前の響きがかわいい。
ほら、声に出してごらん、「ねんねこ」
ネーミングセンスに脱帽です。

店主愛用のねんねこ、紫のものは生地が正絹でとても軽く、動きやすい。
黄色のものと今回買ったものは木綿なので丈夫でガンガン着ても大丈夫。

TPOに合わせて色や素材を楽しむ、ある意味粋です。

しかしどうしたことか、ねんねこ市場と言うのは非常に小さいようで、オークションでも安い値で出品され、店主以外入札のないまま、破格で落札。こんなに防寒に優れてシルエットもかわいいのに、今一市場評価は低いようです。

つまり、ねんねこ市場のパイは店主の独り占め状態。うれしいような、寂しいような・・・

小さな赤ちゃんがいるお母さん、ねんねこをご愛用なさってはいかがですか?
ねんねこの襟元から顔を出してすやすや眠る赤ちゃんは、LOVE&PEACEってコピーを打ってポスターにしてそこいら中に貼って回るだけで世界平和が実現してしまいそうなぐらいにシャンティーです。
店主はさすがに着られませんが、たま〜に銘仙のねんねことか探せばありますよ。


店主も早く自分の子供をねんねこにくるんで負ぶりたいもんです。

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Post at 18:38(土)/No.118着物Com:4Tb:0Top↑

2006.02.17 なかなかどうしてスパイシー

最近なぜか知りませんが、ネットオークションで着物関連を探すのにハマっておりまして、春から着られそうな着物や帯などをいくつか購入いたしました。

春に向けて気合の現れでしょうか、クリックする指にも力が入ります。

オークションは正に玉石混交、天神さんの「一枚500円」ブースから掘り出し物を見つけるよりも大変なのですが、気が向くときに見られるのと、意外な掘り出し物が見つかるのいいところ。

男物の帯ってなかなか面白いものがないんですよね・・・。
上等そうなのはたくさんありますし、お祭り用の綿のものだと面白い柄のものもあるのですが、普段着用でへんてこなものというのは、世間からの需要がないのか、あるいは店主の需要が世間から離れているのか、全然ないんです。

でもたま〜に「おっ!」というヤツが出てくることもあり、そういうのはやはり需要がないのか、比較的安くで落札することが出来ます。

今回落札した帯は、こちら。
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へんちくりんな柄が入った、妖しげな帯。
よくよく見ると、陰陽の模様やら三日月の模様やらが。
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妖しさ満点、羽織紐との相性もばっちり。
着物をリフォームして作ったらしく作りはチャチなので、今一しっかり締められませんが、その辺はご愛嬌。

長着は黒に近い紺、真っ黒な羽織なんていうシックで平凡な装いにこそ、こういうちょっとアホかわいいのって合いますよね。よね。よね!


「否!」と言われたとて、気にしな〜い♪
それが着物を毎日着るコツです。

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Post at 18:25(金)/No.117着物Com:5Tb:0Top↑

2006.02.16 和楽社中

雨男の本領発揮、二連休は計ったかのように雨。

どうせ遊んでくれる人もいないことだし、てなもんで休みにしか出来ない仕事なんかをぽちぽちしながらすごしておりましたが、先ほど郵便受けを見に外に出たところ、「和楽社中」の男衆三人に偶然出くわしました。

和楽社中」というのは、「日本人で行こう!」を合言葉に、和の生活を主体においたさまざまな活動をされている集団です。
現代文明の発展を頭ごなしに否定することなく、また、敷居の高い和の高座から見下ろすことなく、庶民レベルでの無理のない「和」を目指し、「七和三洋」のバランスで文明と文化の調和を提唱していらっしゃいます。

その年齢層は、20代〜30代前半の若者達。店主と同年代です。
天神さんでよくお会いするようになり、皆さんのお顔は存じておりました。

店主も、自分なりの和の生活を模索し始めた3年ちょっと前に和楽社中のウェブサイトを偶然拝見し、自分と同年代の若者達が大きな志を持ってこのような活動をされていることに大きな共感を覚え、僭越ながら頼もしく思った次第です。

前述のお三方の今日のいでたちは、もちろん着物。
それも、すこし着物を知る京都の人たちからは眉を顰められかねない着崩した着方です。
でも、それぞれが個性的で、着物に愛着を持って着ていることが十分に伝わってくる、普段着の着こなしです。
何も知らないまま好き勝手着物を着ている店主にとって、とても心強い仲間です。

そう、和は楽むもの。

まだまだ始まったばかりの和楽社中ですが、今後どのように活動されていくのか、非常に興味がありますし、大きな関心を持って見て行きたいと思っています。


というわけで、店主はこれからヨガ教室に行ってきます。
ナマステ〜










大好評のピルケース、携帯灰皿本日新作アップです。

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Post at 16:38(木)/No.116町家暮らしCom:2Tb:0Top↑

2006.02.14 今日仕込めばクリスマスイブに

店主も高校時代なんかはですね、家を出てから学校に着くまでそわそわ、休み時間になるたびにそわそわ、女子に話しかけられるたびにビクッとなったり、勝負は放課後からなんて、用もないのに友達と駄弁ってる振りしながら居残ってみたりと、自意識過剰気味な一日を過ごしていたバレンタインデーですが、結局手ぶらで帰ってくる羽目になり、終わってみれば成果は母・姉・妹からの三つだけ、とオチがつくのが恒例でございまして。
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皆さんは素敵なバレンタインデーをお過ごしでしょうか。

いっぱいもらった人、いっぱいあげた人。
本命をもらった人、あげた人。
今日一日悲喜交々のドラマがあったことでしょう。

店主も、スタッフから、ご近所の酒屋さんの奥様からお気持ちを頂き、さらには姫路から常連様の美人母娘様がいらっしゃったりと、素敵な一日を過ごしました。
皆さん、ありがとう。

肝心の本命ですが・・・・

勝負は放課後から、なんて幻想は捨て、携帯切ってご飯食べて風呂行ってさっさと寝ます、クリスマスの時のようにね。










古布の押し絵ピルケース、古布の押し絵携帯灰皿本日発売です。

**+*+ happyバレンタイン:ライフ +*+**

Post at 17:37(火)/No.115趣味・日常Com:2Tb:0Top↑

2006.02.13 冬9:春1の割合で

今日みたいに、一日の中に数%でも春を感じられたら、店主はもうウキウキワクワク、「春だよ、春だよ」なんて庭駆け回り、皆から奇矯なものを見るような目で見られているですが、それほど春が待ち遠しいってことです。

皆さんは小さい春、見つけましたか?
店主はいくつか見つけましたよ。

おはりばこの庭では、今日小さな蝶々(というより蛾でしたが、春待ちモードの店主には蝶にみえます)がヒラヒラと。

4:30に撞かれていた向かいの大徳寺の夕方の鐘は、立春を境に5:00に鳴らされるようになりました。
その鐘の音は店主にはこう聞こえます。

「まだ春ではないが、もう冬でもないご〜ん」

そして今日、何ヶ月ぶりかにおはりばこの二階の気温が20度を超えました。
もちろんストーブを焚いていたのですが、それでも20度を越えるのは久しぶり。
まだまだ一階は14〜5度ですが、一階も20度を越えるのはそう遠くないようです。

何よりも、日が長くなったのを感じます。
5時現在、まだまだ明るいんですもん。
そして、冬の間は見られなかったこの光景。
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日が低い間は、日没時に店の前の木々に日光が遮られるので、こんな風に西日が差しません。
このきれいな格子の影も、春の足音なんです。

自分史上最高に春が待ち遠しいのは、この冬が厳冬だった所為かあるいはこの家が寒い所為か。

春になったときの自分のテンションが、今から怖い店主でした。

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Post at 17:30(月)/No.114趣味・日常Com:2Tb:0Top↑

2006.02.12 和裁のワ

着物というのはお手入れが大変な衣服です。

もちろん、シミや汚れのケア、保管方法なども大事なのですが、毎日着物を着る店主にとっての一番の問題は、破れ、ほつけ。

聞くところによりますと、着物は生地が破れてしまわないよう、ある意味わざと糸がほつけやすくなっているとかなっていないとか。
つまり、どこかに引っ掛けたとき、生地がビリッと破れてしまわないようになっているんですね。
しかも、古い着物は糸が弱くなってしまっているので、簡単に破れてしまいます。

だからちょっと気を抜くと、「ビリ」といういやな音が尻や脇、袖口から聞こえてきます。

ちょっとほつけたぐらいでいちいち人にお願いしていたらお金が持ちませんので、少々でしたら自分で直すようにしておりますが、これがなかなかね・・・溜まってしまうんです。

脇の下、
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八掛、
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他にも
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ビリ
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ビリビリと。
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溜めすぎて、最近きるものがなくなってきてしまう始末。
めんどくさがって放っておくと、どんどん傷口は広がるばかり。
このままでは本当に着るものがなくなってしまいます。

今晩こそ、お直しをします。
やり始めてしまえば楽しい物なのですが、やり始めるまでがめんどくさい。

誰か、店主の背中を押してください。



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Post at 17:15(日)/No.113着物Com:5Tb:0Top↑

2006.02.11 Made in Peru Made in Japan

去年のクリスマス前、南米から帰ってきた友達からペルーのビーズをもらった、というお話を覚えていらっしゃいますか?

これです。
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シャーマニズムの影響が見え隠れする、サイケでどことなくデジタルなデザインのビーズです。

で、これを羽織紐にすると宣言して早一ヶ月。
できました!
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残念ながら琥珀は穴が小さかったので使えませんでしたが、代わりにウッドビーズを使い、なかなかの出来。
当初のイメージ通りの仕上がりです。

なんて、自分で作ったように書いてますが、これ実はフミちゃん作。
不器用な店主は、照り焼きマックバーガーセットでフミちゃんを買収することに成功し、製作を依頼していたのです。

木・金の休みの間に仕上がっており、フミちゃん仕事が早い。

それにしても、このビーズを作った人もまさか日本で羽織紐になってるとは思いもしないでしょうね。
全く、ご縁ってのは不思議なもんです。


ビーズをくれたノリ君、作ってくれたフミちゃんに、心から感謝をこめて。

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Post at 16:06(土)/No.112着物Com:1Tb:0Top↑

2006.02.10 A(C)

世の中には、二種類の男子がおりまして、即ち、カッコつけたほうがカッコいい男子と、そうでない男子。

店主の場合は幸い後者の星の下に生まれておりまして、基本的にはカッコつける必要もなく自然体を自称しながら今日まで生きて来ており、着物も実用性重視、たとえば冬は暖かくて動きやすいカッコを基本軸に据えております。

自然とモコモコした滑稽なカッコになるのですが、まあそれはそれでアジ、みたいなところで誤魔化し誤魔化し、それなりに「らしさ」かなぁというところまでやってきました。

ただね、自分も男子に生まれてきた以上、たまにはカッコつけたくなるわけですよ、たとえ「ええカッコしぃ」と言われても。
とはいえ世知辛いこの世の中、下手に格好を変えると、やれ「イメチェン」だの、やれ「デビュー」だの揶揄され、挙句の果てには髪型と服装をコロコロ変えるやつは浮気もん、などという謂われなき悪のレッテルを貼り付けられんとも限らんわけで、全くやりにくいったらしょうがない。

なんていう愚にもつかない被害妄想の暴走をピタリと止めるアイテムを先日天神さんから授かりました。
それが、こちら。
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まあ、何てことない縞の木綿の着物です。

しかし、店主にとっては長年捜し求めていた、縞の着物。
ただのシマシマじゃなくて、幅といい、木綿の無骨な風合いといい、男子全開な感じがとてもよい。全く主観ですが。

こいつが手元にやってきたのも何かのご縁、天神さんがカッコつけろって背中を押してくれてんのか?
そうだよ、男たるもの、たまにはカッコ悪いほどカッコつけにゃあ!
おお、それってロックやん?

てなわけで、春に向けての抱負、「カッコつけます、春ですから」。
こいつをどう着こなすか、それはこれから考えます。

思いついたら逐次ここでご報告しますんで、お楽しみに。

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Post at 17:55(金)/No.111着物Com:1Tb:1Top↑

2006.02.08 お玉どす。夜露死苦!

おはりばこの氏神様といえば、今宮神社さんです。

移転前も移転後も、氏神様としておはりばこを見守ってくれている今宮さん。
春になれば、京都三大奇祭の一つ、やすらい祭が催されるこの神社、意外と歴史は古く、鎮座1100年以上経つんだそうです。
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とはいえ、店主にとっては小さいころから地元の神社で、特に意識することもなかったのですが、こうやってお商売をさせていただくようになり、地域の人との繋がりを持つようになってからは、今宮さんも特別な神社として見るようになりました。
こちらがおはりばこがある「門前町」の神様が祭られている祠です。
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さて、店を出して1年ぐらい経ったある日。
修学旅行の女子高生の皆さんが遊びに来てくれまして、さすが花の女子高生、にぎやか盛り。
色々話を聞いていると、今から今宮神社に行って「玉の輿のお守り」を買ってくるって言うじゃありませんか。

そんなもんがあったのか、と、店主も初耳だったのですが、そのいわれを調べてみるとなかなか興味深い。

要約すると、
西陣に住む八百屋の看板娘「お玉」は、将軍様に見初められ、側室となり、かの将軍綱吉を生み、そればかりか大奥で権勢をふるって、高位にまで上り詰めた
ということなんだそうです。

まさに玉の輿。

しかし、ここで注意しなければならんのは、見初められてめでたしめでたし、というような簡単なシンデレラストーリーではないということ。
その後実権を握り、権勢をふるった「やり手」の女性だったということです。

相当な才覚の持ち主だったんでしょうね。
玉の輿に乗るためには、相応の才覚が要るということでしょうか。

怜悧な頭脳を持ちながらも、故郷である西陣も忘れなかった桂昌院(元お玉)。
今宮神社に百石を寄進した、なんていうエピソードからその人柄がしのばれます。

今とは比べ物にならないほどの男社会だったこの時代、自らの器量と才覚をもって幕府の大奥を掌握するに至ったお玉。

このお守りは、単にシンデレラになれる、というものだけではなく、「成り上がり」を狙う野心家のお守りでもあるのです!多分。

てなわけで、3週連続三名さまにプレゼント!
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しかし高いお守りだぜ。


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Post at 17:37(水)/No.110京都案内Com:0Tb:0Top↑

2006.02.07 冬将軍と互角の戦い

なんだかんだいって寒かった今年の冬。
皆様は風邪などひかずに元気に過ごされましたでしょうか?

店主の場合、毎日布団を着てすごしているようなもので、
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この寒い冬、寒い町家の中でもガクガクすることなくここまで来られました。

とはいえ、今日のような風ピューピューな日は、風の威力にいささか押し
込まれるのも事実。

そんな日に活躍するのが、先日の天神さんでゲットしてきたこの綿入れです。
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男着物にしては珍しい色合で、菱が規則正しく並んでいる粋な柄です。
若干モコモコしますが、この上から例のねんねこを羽織れば、毛布の上から布団を着てるようなもので、かような格好で仕事が出来ることに、非常にありがたみを感じます。

ん?お腹がぽっこりしてるって?
そりゃ、着物の仕業ですよ、いやだなぁ。

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Post at 19:00(火)/No.109着物Com:6Tb:0Top↑

2006.02.06 年三回のひそかな楽しみ

昨日の撮影で、モデルのマイちゃんに着物を着てもらう必要があったのですが、なんせ狭いおはりばこ、着替える場所をどうするのか?という問題がありました。

唯一空いている部屋(らしきもの)といえば、二階のロフト部分。
しかし、ロフト部分はご存知のとおり、とっても開放的。
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これでは、一階からロフトの様子をうかがい知ることが出来、非常に問題。
いや、店主は見る気はないんですよ、ホントホント、でもやっぱり嫁入り前の娘さんですから、お着替えの様子が見える、もしくは見えてしまう可能性があるというのはよくない。
過失にもかかわらず、未必の故意と見なされ、冤罪により謂われなき誹謗を受けないとも限りません。

というわけで急遽、対策を講じたわけです。
衣桁、適当な布で隠し、このようになりました。
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これで万が一、万が一ですよ、店主の視界に二階ロフトが偶然にも、偶然にもですよ、入ってしまったとしても、大丈夫。

で、これ実際にやってみると、個室みたいでとても雰囲気がいいんですよね。
照明もいいかんじだし、ストーブを焚くととても暖かいし。

気に入った。
面白い布を探してきて、冬の間は取り囲んじゃおう。
今のままじゃちょっと・・・ですからね。

ところでこの衣桁にかかってる着物、
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それまで衣桁にかかってた着物を撮影に使うので代わりに出してきたものなんですが、とってもかわいいでしょ。

明らかに子供用の着物なんだけど、着丈も裄も十分。
状態も申し分なし。

京都パルスプラザの骨董祭で、二階の隅っこの方のお店で掘り出してきたものなんです。
お値段も、根付8個分。

たまに掘り出し物があるから、骨董祭はやめられん。
基本的には、お値段が高いから目の保養なんですけどね。

そんな骨董祭、次回は3月31日から4月2日までです。
予定の合う方は、ぜひ。



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Post at 18:49(月)/No.108着物Com:2Tb:0Top↑

2006.02.05 卒業式用小物を撮影してきました

立春とは名ばかりの今日、小雪舞う京都紫野で、新作の撮影をしてきました。
モデルは、今春卒業予定で、おはりばこ入社予定のマイちゃん。

そう、これでおはりばこにはマイちゃんが二人になるのです。
どう呼び分けるか、今から思案中。

というわけで、新作の撮影の模様をお届けいたします。
撮りたてホヤホヤ!

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こちらは水仙六輪コーム。
ピンにコームがついているので、コサージュにすることもできます。

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そして、桜バージョン。

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ピンモードにして帯元に挿せば、帯飾りにも。
振袖は、おはりばこ職人のコレクションです。

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普段着着物に着替えまして。
先ほどの髪飾りと、帯留にした三輪水仙です。
なんと、金具が取替え可能で、3ウェイタイプなんです。こりゃ使えますよ。
バッグは昨日アップしたがま口バッグ、着物は、店主のコレクションです。

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桜六輪とUピン三本組みをつけたアップです。
ぶら下がりはもちろん、取り外し可能。

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帯留金具につけた、三輪水仙です。
こちらも、金具を付け替えると髪飾りにも、コサージュにもなります。

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ピンタイプにしてコサージュに。

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帯周りは、最近発売した一輪水仙帯留を細丸絎帯締めにつけ、根付代わりに花毬ストラップを垂らしています。

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今度は袴をつけまして、帯飾りと髪飾りを水仙で。

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こちらは、丸絎とつまみの梅を組み合わせた髪飾り。
名前はまだない。
ぶら下がりは、もちろん取り外し可能。

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こんな風に、コーム部分を挿せば、帯飾りにも。

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てには、巾着の箱型を。
新作作らねば。

と、駆け足でご紹介しましたが、楽しんでいただけたでしょうか?
卒業式で終わり、じゃなくて、年齢やTPOに合わせて、いつまでも使っていただけるように工夫しました。

これらの商品は、もうすぐ発売予定!
お楽しみに・・・

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Post at 20:26(日)/No.107着物Com:0Tb:0Top↑

2006.02.03 男は黙って恵方巻

海苔屋の陰謀だろうがチョコ屋の陰謀だろうが鰻屋の陰謀だろうが、食べ物の行事はありがたく便乗するのが店主流。

献立を考える必要がありませんし、なんかこう季節を感じられるんです。

チョコは自分ではどうすることも出来ませんし、鰻は価格の面から二の足を踏んでしまうのですが、太巻きなら無問題です。
しかも、おはりばこと同じ並びには、京寿司屋「いちま」さんがあります。
スーパーでもコンビニでもなく、寿司屋の太巻きを食べる、これぞ贅沢。
そう、餅は餅屋、寿司は寿司屋、和雑貨はおはりばこ。

というわけで、どどん。
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おもむろに箱から取り出し、写真を撮り、南南東を向くと後は物言わず、がぶ。

がぶ「・・・・・・・・」
がぶ「・・・・・・・・・・」
がぶ「・・・・・・・・・・・・」

沈黙の中、咀嚼しながら考える。

(自分のように、誰に見られることなく一人律儀に恵方巻を南南東を向いて食べている人は、ちょうど今現在何人ぐらいいるのだろうか。その人たちは沈黙の中、何を考えているのだろうか。なんてことを考えている人は、そのうちの何%ぐらい入るのか。なんてことを考えている人は、そのうちの何%ぐら)

思考は螺旋を描きながら、カオスの坩堝へ。
恵方巻で不思議体験、海苔屋の陰謀まさに恐るべし。


なんてことを思った人は、何人ぐらいいるんでしょうね。

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Post at 19:04(金)/No.106趣味・日常Com:2Tb:0Top↑

2006.02.02 休日ぐらい惰性で生きる

次の休みにはこれをやろう、と従前決めていたことが二つあり、即ち、ひとつは散髪、もうひとつは・・・ん?

思い出せぬまま、趣味の悪い青い花柄の上着を羽織り、行きつけの床屋「NADJA」へ。
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「今日はどうする?」の問いに「なんか適当に」。
われながらいやな客だ。

店内には、自分、職人、そして犬が二匹。今日は珍しくジミヘンが流れていない。
「今日の予定は?」
職人のいつもの問いに、はたと思い出す。
もう一つの用、それはトースターを買いに行くこと。

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上々の仕上がりに気を良くし、次回来店時のオーダー(春待ち坊主)を職人に予告して、店を出た。

自分の場合休日というのは、解き放たれた喜びよりも、一人で居る寂しさのほうが強いもので、それというのも木曜日が休みの友達など当然いないからである。
誰かに構ってもらいたくなり、適当な理由を作って着物屋「いちまんべん」へ行くことにした。

知り合ったころは、自分も一人前に真人間を演じていたのだけれども、何度も会うにつれ地金が出てきてしまい、すっかりいちまんべんの面々にも三枚目が露見てしまっており、まして、今日は不相応なダサかわいい花柄を身にまとっている。
案の定、chokoちゃんにそこを突っ込まれ、写真まで撮られてしまった。
実はちょっと嬉しかったりする自分がいたりして、やっぱり人間無理はいかん。あかん。

盛装の美女二人の接客を受けさらに気分を良くした自分は、丼鼠色をした八掛の着物を購入、なぜか茹で豚のレシピを教示賜り、店を出て車を出した。
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「人生の豊かさは、その人の知識・教養に比例する」
車内のAMラジオでインテリゲンチャがそのような講釈を垂れていた。
なるほどごもっとも、と影響されやすい自分は、それらを得んがため、北白川別当のガケ書房へとタイヤを向けた。

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入り口の扉の開け方が分からず右往左往、横に引いてダメ、押してみてダメ、引いてみてやっと中に入れた自分は、レジを一瞥、得意のポーカーフェイスで店内を徘徊し、立ち読み時間相応の知識・教養を得た。
長時間本屋に居たにもかかわらず、珍しく尿意をもよおすこともなく、知識本、教養本、長編小説各一冊を購入し、上機嫌も得意のポーカーフェイスで店を出た。

外はすっかり日が落ちており、察するに、夕飯時。
茹で豚のレシピを得た甲斐もなく、そのままふらふらとラーメン店「東龍」の暖簾をくぐった。

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「ちっ、ここも味が落ちたもんだな」
なんて通ぶってみたかったのだけれど、旨いもんは旨い。
僭越ながら、店員も非常に愛想・威勢があって良い。

満腹でまたまた気をよくした自分は、自販機に150円を投入、缶コーヒー(温)を購入。
つり銭を取ると、なんと五円多い。

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なかなかご縁のない自分に、天からのプレゼントか、或いは自販機の粋な計らいか、はたまたボッシーのお札のご利益か。
世の中捨てたもんじゃねえ、ってニヤニヤ、帰宅の途についたのである。

総じて、なかなか悪くない休日であったと振り返る。「職住一致」の暮らしでは忘れてしまいがちな外の世界、たまには出かけてみると、いいことがあるもんd!!!!

トースターを買っていない。

「おはりばこさんって、仕事以外では結構適当なんですね」
いちまんべんOさんの言葉が頭を去来する。
反論の余地なし。

いまだ来ぬ出番を待つソフト&バターに向かって自分、心の中で深く頭を下げた。
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Post at 22:44(木)/No.105京都案内Com:4Tb:0Top↑

2006.02.01 町家について、ちょっとまじめに考えた

今回は少しまじめなお話です。

今日は、「京町家情報センター」さんが、取材にお越しになりました。
取材といっても、お店の取材ではなく、町家で職住一致の生活を送っている人間ということで、店主に対する取材でした。

京町家情報センターというのは、京町家の保全への取り組みから、町家を借りたい人を不動産屋さんに斡旋する業務、さらには町家イベント「楽町楽家」を主催したりと、町家に関するさまざまな運動をされている組織です。

おはりばこも、2年前のオープン、また、今回の移転の際、大変お世話になりました。

堅苦しい講義やセミナーを通してだけではなく、誰でも参加できるイベントなどを通じて京町家への理解を深めていこうという姿勢には、店主もとても共感し、また、感服している次第です。

折からの町家ブームで、ちょっと前までただの古い家だった町家にスポットが当たり、それに伴う諸問題も併せてクローズアップされるようになりました。
毎年1000件とも言われる町家の破壊、大手資本による無理な改装や使い捨てなど、町家の保全に関することから、京都の町づくりという視点からの議論まで、様々な団体によって議論されています。

そしてそれらの問題は、住み手である店主にとっても他人事ではありません。
これらは、もちろん明確な答えが用意されているわけではなく、かかわる全ての人たちによって、仮説・実行・検証を積み重ねていくほかありません。

ただ、店主は商売人であり、町家や町づくりの専門家ではありません。
だから、このような活動をされている方々とお話させていただくことは、非常に参考になりますし、自分の指針がぶれていないかどうかをチェックするいい機会なのです。

こういった方々のお話を伺い、今後の「町家暮らし」に生かしていくのが、町家に住む店主の使命だと思っています。ちと大袈裟ですが。

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(おはりばこの大黒柱)


根底にあるのは、単純に愛。
町家と、その暮らしを愛でてやること。
一つ一つの決定事項を、それに照らし合わせて「どないえ?」と問うてやること。
そうすれば、自然と為すべきことが導かれ、それに従って行動を起こすことが出来るはず。

なんて、店主は思ってます。


我々が町家に住んだ最後の世代になってしまうのか、それとも、いい形で次世代に引き継ぐことが出来るのか。
その答えはまだ出ていませんが、もうすでに賽は振られています。

五里霧中のなか、手探りでただ実践あるのみ。
百年の天下大計も、日々の暮らしの延長線上にあるはずですから。

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Post at 19:04(水)/No.104町家暮らしCom:0Tb:0Top↑