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2006.10.31 鐘鬼さん

鐘鬼さんってご存知ですか?

鐘鬼さんとは、魔よけの鬼瓦のようなもので、京都の古い家なら大概1階の庇の上に見つけることが出来ます。
ためしにカメラ片手にぶらっと出かけてみると、ほらほらあっという間に発見。
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鐘鬼さんも色々で、一つ一つ表情が違います。
京都観光の切り口として、鐘鬼さん観察なんてのも楽しいかも。

中国の故事に由来するという、天下無双の鐘鬼さん。
どの家にも飾ってあるのには理由があります。
向かい同士の家で、片方だけが鐘鬼さんをつけると、もう片方の家は鐘鬼さんに睨まれたままになってしまい、邪気がそちらに移るってんで、そこいらじゅうの家で飾られるようになったとか。

といいながら、おはりばこには鐘鬼さんがいてはりません。
おはりばこの場合、お向かいさんはありませんので、別段問題ないといえば問題ないのですが、あるに越したことはない。
なにか面白い鐘鬼さん、あらへんかしらと思っていたところへ、この前の天神さんにて素敵な鐘鬼さんを発見し、手に入れてきました。
それがこちら。
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珍しい色つき鐘鬼さん。
赤茶色の体に、金色の差し色をした、ハイカラな鐘鬼さんです。

手に入れただけではご利益があるわけではなく、庇に取り付けてこそ本領を発揮する鐘鬼さん。
しかし、この鐘鬼さんはどこにもくくりつけるものが見当たりません。
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おそらく、昔は檜の箱にでも入れてもらって屋根に鎮座していたのでしょう。

こうなれば、自分で鐘鬼さんの背中に穴を開けるしかありません。
天下無双の豪傑のバックをとるのは多少気が引けますが、ここは一つ鐘鬼さんにも堪忍してもらい、番線を通させていただきましょう。

まずは陶器用のドリルビットを買いに行かなければ。
と、いつもここで止まってしまいますので、今週中に必ず!

乞うご期待。



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Post at 17:59(火)/No.275改修・引越しCom:6Tb:0Top↑

2006.10.30 伊藤若冲、プレゼント

およそ店主にとって、休日というものはひどく退屈なものでして、非生産的且つ自堕落な一日を過ごしてしまうことになることが多く、活動したとしても、晩御飯作るのが面倒くさいから近所の定食屋に行った、ぐらいが関の山。

だって平日が休みなんだもん。

しかし先日の休みの日、3時まで無為に時間を過ごしたところで「これではいかん」と思い立ち、今京で話題の伊藤若冲展を見に京都国立近代美術館に行ってきました。

一人博物館は経験ありますが、一人美術館は初めてです。
昔から芸術音痴の自分がまさか一人で美術館に足を運ぶようになるとは。
人生分からないものですね。

で、その感想ですが、店主のような素人が公衆の面前で評したところで自己満足にしかなりませんので控えるとしまして、代わりに人となりを少し。

若冲は今から約300年前、1716年に京都・錦小路の八百屋さんに生まれ、40歳までは商売をしていたようなのですが、40になったのを機に家督を譲り、それから85歳で亡くなるまでひたすら絵を描き続けた異端の画家だったそうで。
誰に師事することもなく、模写で腕を磨き、独特の感覚でその画風を完成させた稀代の芸術家です。

とにかく、一見の価値あり!
出来るのなら無理をしてでも見ていただきたい美術展です。

とはいっても場所は京都、なかなか足を運ぶのは難しいですよね。
そんなあなたのために、店主がお土産買うてきましたえ。

まずはこちら!
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伊藤若冲ルービックキューブ!
若冲の絵の中に有名なもので、モザイクを使った点描画のようなものがあるのですが、それをヒントに作られたと思しきこの玩具。
間違いなくネタになりますよ。
1名様に。


もう一つは、絵葉書三枚セット

【伊藤若冲 旭日雄鶏図】
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雄鶏を好んで描いていた若冲の代表作です。


【武田春信 達磨遊女異装図】
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達磨と遊女が衣装を交換している、ちょっと笑える構図です。
個人的に好み。


【葛蛇玉 雪中松に兎・梅に鴉図屏風(部分)】
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これは屏風絵の一部なのですが、実物の迫力といったらもう。
墨の濃淡だけで表現しているはずなのに、この美しい情景がありありと伝わって来、今にも雪がちらつき二兎が駆け出しそうな感覚に捉われます。


この三枚をセットにして1名さまに。


30日午後8時より受付開始です。
皆様、ふるってご応募くださいな。
http://www.rakuten.co.jp/oharibako/571009/



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Post at 18:04(月)/No.274町家暮らしCom:5Tb:0Top↑

2006.10.28 おはりばこにお化けが出た!

去る十月二十五日、天神さんも終わり店も終わり、飯の支度でも、と腰を上げようとした午後8時過ぎ、玄関から元気な声が聞こえてきました。

「TRICK OR TREAT!お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!」

おやおやハロウィンですか。
どんなおチビちゃんたちが玄関でワクワクしながら待っているのかしら?と思いながら階段を下りてみると、おチビちゃんの姿はどこにもなく、そこにいたのはなんと
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でっかいサイババ。

一瞬面食らいましたが店主も一応接客業、お客様をもてなすことにおいて引けをとるわけには行きません。

「とりあえず上がっておくれ」

そういうとゾロゾロ総勢11名のお化けたちが営業終了後のおはりばこに雪崩れ込んできました。
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銘仙の羽織を着た羊さん。
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褌見えてますよ。

奈良の東大寺から逃げてきたのか、大仏と鹿の姉弟。
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鹿には煎餅やろ、と煎餅を振舞ったのですが、舌の肥えたこの奈良コンビ、高級チョコを頬張る頬張る。

存分にお菓子を食べつくしたご一行、次なる目的地に向けておはりばこを出立します。
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バス停に向かう途中、いつもお世話になっている細見酒店さんがナイスキャッチ。
初対面にもかかわらず、臆することなく元気一杯に

「TRICK OR TREAT!お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!」

下手すりゃ恐喝罪で立件可能な台詞も、そこは洒落の分かるご主人、松茸酒とコーヒーを人数分差し入れ。
そしてお礼の(?)記念撮影です。
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すっかり静かな夜の紫野を闊歩する大人のお化けたち。
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これを見かけた京の町衆、「こんな怪しい集団は壬生浪以来やわ」と言ったとか言わないとか。

バス停に到着してもテンションは相変わらずで、
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「楽しんだもん勝ち」を地で行っています。

一般の方と一緒にバスに乗り込むお化けたち。
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月光荘からやってきたお化けたちは、お菓子の代わりにたくさんの笑顔を置いて、紫野を去っていきましたとさ。





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Post at 19:28(土)/No.273京都案内Com:8Tb:0Top↑

2006.10.27 縁日とはよく言ったもので

天神さんの常連を自負する店主も、ここ最近2回連続でサボってしまい、いつもの皆様にご無沙汰を申し上げておりまして。
したらば逐電していた理由をあれこれ勘繰られ、「夜遊び王子」などと不本意なあだ名をつけられてしまっていた店主です。皆様お元気でしょうか?

そんな素敵なあだ名をつけてくれたのは、火の無いところに煙を立てる、ご存知ドライアイス夫婦、ボッシーchokoちゃん
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今日は二人して赤×黒のコーディネイト。
ボッシーは赤い狼の絵が描かれた黒の着物に赤い蛇革の鼻緒の草履。たしか台はオーストリッチ。
chokoちゃんは黒地に赤白の破れ亀甲の小紋にこれまた赤い草履。帯締は黒革のベルト!
いいね〜お揃い。こういうのを見ると、自分も無性に嫁さんが欲しくなるのです。

定番ですが合わせ方が難しい赤と黒を嫌味なくまとめた、洗練された都会の着こなし。真似できるもんじゃありません。
ちなみに、赤×黒のお揃いコーデになったのは示し合わせていたのではなく、まったくの偶然だとか。

ハイごちそうさん、と。

対する店主のコーディネートは、
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薄緑っぽい綿更紗の長着にこれまた緑っぽい紬の長羽織。羽裏は綿更紗です。
いまいち垢抜けねぇが随所に天然石を散らした小物が実はポイントの紫野系チョイ田舎オヤジコーデとでも名づけましょうか。
「最近色気が出て来た」と、お色気ムンムンのお二人に言われてご機嫌さん。
ありがとさん☆

ところでキャスパーさんの姿が見えません。
いつもはここ、正尚堂さん前からすぐのところに出しているはずなのですが?
御前通をてくてく北上し、平野神社に向かう道を左折しずっと進むと、いた!
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天神さんの端の端、一番隅っこのブースにキャスパーさんを発見。
聞くと、島流しの憂き目に遭い、端の袂生活を余儀なくされているらしい。
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キャスパーさんの乾いた笑顔が看板の文言と相俟って、えもいわれぬ哀愁を醸し出していた西の端。
西から吹く風はこれから益々冷たくなってきます。
彼は冬を越せるのでしょうか?
きっと、ウチの看板をほったらかしにしているバチがあたったのです。
しばらくそこで反省しなさい!

ぐるぐるとあてもなく歩いていると、「吉靴房」の野嶋さんに遭遇。
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店主のオキニ、革雪駄を作ってくださった靴職人さんです。
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見るからに優しそうな奥様と、お二人の愛をたっぷり受けて育っているであろう聡明そうなボンの三人でお越しでした。
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こういうのを見ると、自分も無性に嫁さ(略)。

この日はお昼過ぎまで天神さんにおりましたので、他にも色んな方と久しぶりにお会いしました。
皆さんお変わりない様で、なによりです。

皆様も、タイミングが合えばぜひぜひ天神さんへ。
祭ほどではないけれど、古き良き日常の中のハレが、あなたを迎えてくれるはずです。
素敵な物や人とのご縁が、きっと待っていますよ。

ん?戦利品?
それははまた後日・・・。



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Post at 19:30(金)/No.272着物Com:0Tb:0Top↑

2006.10.23 新作撮影、今回はモデルさんに。

6日ぶりのご無沙汰でございます。

言い訳になりますが、長らく無音申し上げていたのは、なにもサボっていたわけではありません。
例のそらたね祭で太鼓を叩いていたから、というのはあながち間違いでもないのですが、実は昨日に大きな仕事がありまして、その準備やらなんやらかんやらでしっちゃかめっちゃかだったのですよ。

その大仕事というのが、来年の1月に向けた、成人式用の髪飾りの撮影だったのです。

今回はモデルさんに手伝ってもらい、カメラマンさんもお願いしての撮影・・・といえばなんだか仰々しく聞こえますが、みんなで京都をぶらぶらしながらピクニック気分で楽しく撮影してきました。

モデルさんは、大阪で活躍中のRIKOさん
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と、学生さんのあかりさん。
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二人は同じ徳島出身で、しかもこっちに来てから友達になったという不思議なご縁だそうで。
アシスタントは不肖店主と、おなじみフミちゃん。
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カメラマンは店主の友達のみやっち。
皆さん初めまして、と思いきや、あかりさんはみやっちと友達だったというこれまた不思議な縁。
いや、京都は狭いです。悪いことできません。

そして衣装はいつもの正尚堂さんにお願いしました。
今回RIKOさんがお召のこの振袖は、明治時代のアンティーク。
西陣で撮影中、通りがかったおばあちゃんが、
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「こんなん私着た事ないわー。ちょっと触らせてもらえますか。
ほんまにええもんやわ。ひやー幸せやわー。おおきに、おおきに、おおきに。」

と大絶賛。
この辺りのおばあちゃんということは、おそらくは着物の(元)職人さんでしょう。
プロ中のプロが涙を溜めて興奮するほどの振袖を貸していただきました。
ありがとうございます。
ちなみに、RIKOさんの振袖も、あかりさんの振袖も、もちろん売り物です。
ぜひ正尚堂さんにお問い合わせ下さい。
当たり前ですが、すべて一点物なので、お早めに。

それにしても、やはり女性はいくつになっても女の子なんですね。
「私も着たい」と目を輝かせて仰るんですから。

撮影も無事終了、店主行きつけのひだまりさんでお茶呑んで、正尚堂さんに振袖を返しに行き、打ち上げついでにそこにいたお客さん達と宴会宴会♪

「大仕事」なんていいながら役得だらけの一日でしたとさ。


RIKOさん、あかりさん、みやっち、正尚堂さん、ひだまりさん、某所長屋の大家様、大徳寺さん、大変お世話になりました。
ありがとうございました!


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衣装に関するお問い合わせ

【正尚堂】せいしょうどう
京都市左京区田中北春菜町20−29 叡山電鉄 茶山駅下車 東へ徒歩30秒赤ポスト前
075-724-0137
営業時間:11:00〜22:00
定休:15日、21日、25日他不定休


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Post at 20:18(月)/No.271着物Com:7Tb:0Top↑

2006.10.17 雨垂れ石を穿つ

昨日、作業場の模様替えをしました。

模様替えといっても、一昨日梱包用の机をリサイクル屋さんでゲットし、
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それを置くためにPCの机を動かしただけなのですけどね。

PCの机を動かすと、下から旧机跡地がくっきりと。
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ほんの1年ちょっとの間で、これほど床が焼けていたんですね。

この床はおはりばこ移転後、新たに大工さんに床を上げた頂いたもので、当初は「塗装しますか?」とご提案いただいていたのですが、あえて白木のままで置いておくことにしました。

経年の変色もまた味。
長年掛けてそれを楽しむのはなんと贅沢なことでしょう。

まだまだ一年ですので、跡地と比べなければ色の変化はわからないですが、あと何十年もすれば綺麗な飴色になってくれるでしょう。

いつか、この階段箪笥のような色になるまで、この家とご縁があればなぁ。
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Post at 19:07(火)/No.270改修・引越しCom:6Tb:0Top↑

2006.10.16 おいらが主役

秋です!
お祭の季節がやってきました!

年中お祭モードなのは突っ込まれなくても自覚しておりますが、やっぱり秋のお祭はテンションが違います。

まずはこちら、年二回催される、お馴染の「西陣鉾参工芸展」。
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普段は見られない西陣の職人さんの工房が公開されたり、貴重なお話を聞くことが出来ます。
狂言あり、ライトアップありと、イベントもあります。
職人さんの世界に興味のある方はぜひ行ってみてください。


続きましてはこちら。
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店主が住む紫野にある、新大宮商店街にて催される、地元のお祭です。
しかししかし、ただの町おこしや商店街イベントではありません!
フリマ、ゲーム、ワークショップ、カフェ、さらにはお寺でライブと、イベント目白押し。
新大宮商店街のどこを歩いても、何かをやっているという濃ゆ〜いお祭です。

そしてなんと、この祭に店主もジャンベで参加決定!
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実は昨日、京都大学西部講堂にて、「ゆにかる祭」という祭が催されており、仕事のフリをしてジャンベ担いで遊びに行き、講堂の裏でその場に集まった人たちと裏ライブをやっていたのですが、その祭にたまたま来ていた「そらたね祭」の実行委員さんとお話する機会があり、「やろう、やろう」ってなノリで参加が決定したのです。

というわけで21日におはりばこへ起こしの方、ぜひとも新大宮商店街に足を運んでみてください。
おはりばこから東に歩いて1分です。

ポスターにもあるように、この祭のテーマは「あんたが主役」!
アメリカのアートフェス、「burning man」とテーマは同じ。
観衆とパフォーマーの区別も、観光客と地元民の区別もありません。

同じ阿呆ならおどらにゃソンソン!
店主の太鼓で踊ってくれる熱き阿呆の皆様、お待ちしております。




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Post at 19:18(月)/No.269京都案内Com:5Tb:0Top↑

2006.10.14 記念日を忘れた男

しまった!

大事な記念日をすっかり忘れてしまっていました。
しかも誕生日。
記念日を忘れた男には通常、恐ろしい糾弾が待っているのですが、今回は先様が物静かで寛容な方なので、それは免れました。

その方とは、他でもない我が家。
大正元年10月3日がお誕生日です。
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店主の部屋と事務所の間にある梁に、豪放な筆致で「大正元年十月三日庄治郎建立」と記されています。
今年で満94歳。
周りでは諸事情により仲間達がどんどん力尽きていく中、たくましく生き残っています。

大正元年といえば、清の滅亡、タイタニック沈没、日露協約調印、明治天皇崩御など、めまぐるしく時代が動いた年。
歴史の教科書に出てくるような事件の時代から現代まで、紫野の変化を眺め続けてきたわけです。

大正ロマンのモガも、戦中の大変な時代も、戦後の復興も、バブル景気も、すべてを静かに見てきた我が家。
縁あって店主が住むことになり早一年が経ちます。
この家にとっては94分の1の時間ですが、店主にとってはとても濃く充実した一年でございました。

せっかくなんで、大黒柱でも綺麗に雑巾がけしておこうと思います。
まだまだ頑張ってもらわにゃならんからね。


遅くなったけど、お誕生日おめでとう俺ん家!
まだまだ元気でいてくださいね。


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Post at 19:59(土)/No.268町家暮らしCom:5Tb:0Top↑

2006.10.13 カリスマの花園

今日は久しぶりに町に下りてみました。

京都は中京、中心街。
早々に野暮用を済ませ、向かうはリサイクル着物ショップ「ichi・man・ben」さん。

表向きの用は、先日オーダーいただいたマメがまを、かのカリスマ店長にお届けするため。
して、ホントの用はもちろん、ナウでヤングなカワイコチャン達を拝みに行くためでございます。

「ちわーす、おはりばこっす〜」

と、三河屋のサブちゃんノリで入店した店主、早くも店長を発見し、例の品をお引渡し。
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お喜び頂けた様で、なによりなにより。

奥を見ると、先日都内某所にて女性ファン限定のサイン会が行われたというカリスマ店員chokoちゃんがこちらに向かって投げキッス。
「奥さん、他人様の大事なものはこの店主、受け取れねぇなぁ」
といいたいところですが、もらえるものはありがたくいただきましょう。
ご主人、また小生と遊んでおくれヤス。

この後、店長の乙女話とchokoちゃんののろけ話に花を咲かせ、出際に接客中のchokoちゃんを激写して退店しました。
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二人のお洒落なカワイコチャンを瞼に焼付け、我がホーム紫野へと車を走らせた店主なのでした。



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Post at 21:20(金)/No.267着物Com:8Tb:0Top↑

2006.10.11 最後の目撃者

おはりばこ前、大徳寺総門横にある、ちょっとしたチルアウトスペース。
無造作に庭石や灯篭が置かれ、紅葉・桜・銀杏・夏蜜柑など、様々な木が植わっており、四季折々の景色を見せてくれます。

店の前、そして家の前がこんな景色なのは、何よりも贅沢なこと。
春には桜が咲き、
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春には新芽が芽吹き、
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秋には紅葉が真っ赤に色づき、
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冬には雪化粧で楽しませてくれます。
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そんな店主の癒しの空間に最近変化が。
桜の木の根元にあった石がない!
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前にも書きましたが、実はこの場所、もうすぐ駐車場になってしまうのだそうです。
その工事が、本格的に始まったということなのでしょう。

今年の秋の紅葉はまだ見られるのかな?
来年の桜は無理やろうな・・・。

手入れされるわけでもなく、計算して作られたわけでもないこの空間ですが、その朴訥とした雰囲気が好きでした。

残念ながら、来年にはピカピカの駐車場に変わっていることでしょう。

どうにかしたいけれど、どうにも出来ないこと。
こちらからは窺い知れない諸事情があるのでしょう。

何十年変わらなかったであろうこの景色の最期の目撃者として、しかと刮目しておきたいと思います。




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Post at 23:58(水)/No.266町家暮らしCom:5Tb:0Top↑

2006.10.07 のぼれませんでした

人生初の舞妓遊び。

嗚呼、憧れの舞妓はん。
我が部屋に飾られしこの掛け軸を、
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眺め恋慕すること幾千夜。
所謂お茶屋さんではありませんが、ついに「一日若旦那体験」です。

事の成り行きをカンタンに説明しますと、店主を普段から懇意にしてくださっているとある御仁の行きつけの小料理屋さんにて、舞妓さんを呼んで一席設けようという企画が持ち上がり、勘定合せとして一見にもかかわらず店主にぽとりと牡丹餅が落ちてきた、という次第。

京都最古の花街、上七軒よりやってきたのは、その晩初めて葦笛を披露するという「市まめ」はんと、もうすぐ芸妓になるという「梅しづ」はん。

まずは料理に舌鼓を打ち、市まめはんの葦笛、梅しづはんの舞と続きます。
と、ここまでは良かったのですが、飲めない酒を格好付けて飲んだ店主、
(一見なんやから大人しく)という当初の決意はあっけなく霧散、笛の音と優雅な舞とアルコールによって鉄腸はすでに蕩け放題。

舞妓はんとおしゃべりに興じるにつれ、紅顔はいつしか厚顔に変わり、鼻の下は伸びきり、連れてきてくださった御仁の顔を潰しかねないやにさがりっぷりを公衆の面前で晒す醜態ぶり。

仕舞にはツーショット写真タイムに進んで手を挙げて写真に納まりる始末。
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暗くて店主の顔が良く分からないのが唯々救いです。

この後女将さんがご自身のデジカメで撮ってくださったのですが、その写真というのが梅しづさんに髭を触られ糸目でご満悦という、ベッドの下にでも隠しておきたいほどの恥ずかしい代物。
こんな写真が流出しようものなら即おはりばこの危機です。
まぁブブカも絶対に買ってくれませんし、せいぜい結婚式の二次会で使うくらいでしょう。

宴も酣、満面の笑みで店を辞し、店主の「一日バカ旦那体験」は終幕となりました。

帰宅後、宴の余韻にしばし浸るも、酔いが醒めるにつけ、自分の醜態ぶりを思い出し、徐々に凹む店主。
布団にくるまっても、さっきまで舞妓はんにえらく饒舌だった自分がフラッシュバックし、何度も「アー」と呻いて記憶を消す作業に追われ、夜半まで眠れぬ夜となりました。


結論:
自分には20年早かったです。
完全に場に飲まれ、自分を失い、そのことにすら気付かず、後で凹む。
器が足りませんでした。というよりそもそも先立つものもありませんが。

大人の階段は、思っていたよりも急勾配でした。

しかし、それが分かったことは収穫です。
決して高い授業料ではありませんでした。いや、十二分に楽しみました。
明日辺りになればきっと開き直っていることでしょう。
なんらいつものパターンです。


いい体験が出来ました。
連れて行ってくださり、ありがとうございました、キャスパーさん。



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Post at 19:19(土)/No.265町家暮らしCom:8Tb:0Top↑

2006.10.06 大人の階段

いつもならPCの前に根を生やし、なにか仕事をしている振りをして一日が過ぎていく店主ですが、何の因果か分かりませんが、今日は朝起きてから今の今まで、てんやわんやのしっちゃかめっちゃか。あっという間の一日でした。

しばしばネタに困るこの日記ですが、今日はどのネタを書こうか困ってしまうほど。
しかしこういうときほどまんが悪いもので、今日はもうすぐ出かけなきゃならんのです。

なんとなんとなんと!
今日は舞妓さんとお月見なのです!
舞子さんではなく舞妓さんですよ!
いや、舞子さんでも嬉しいのですが。

もうすぐお迎えがくるので、今日はこの辺で。
コトの詳細は、また明日にでも。



というのも愛想がないので、今日のネタにする予定だった写真だけアップしておきますね。

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ああ、消化不良。




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2006.10.04 更紗自慢

全国の着物好きベイビー達!
秋の着物生活、楽しんでるかい?


おうおう返事がちっせーなぁ。
秋は食欲だけじゃあない、着物ですよ着物!

と、無駄にテンションが高いのは、袷が着られる喜び故に他なりません。
春夏の間にせっせと買い込んだお気にいり袷達が箪笥の中からこんにちわ。
衣替えは終了してませんが、とりあえずこの秋冬活躍しそうな更紗達を引っ張り出してきたわけです。

最近手にいいれた一番のお気に入り羽織はこちら
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正尚堂さんところでゲットした、薩摩木綿です。
羽裏は古銭を中心にした宝尽くしの綿更紗。
この羽裏だけでも結構な値段のするところですが、そんな値よりも安く譲ってくださいました。感謝感謝。


続きまして。
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今日着ているこちらはオークションでゲットした絹更紗の袷。
格子柄がバタ臭く、脱さわやかを目指す店主にぴったりです。
今日はこれに上の羽織を合わせておりました。


続きまして。
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これは更紗といっていいのかな?
初夏の弘法さんでゲットした、碇と桜と菊をモチーフにした羽裏の羽織。
碇・桜・菊。。。
そう、これは旧日本軍海軍に関係があるそうなのです。店のひと曰く。


続きまして。
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こちらも同じ店でゲットした綿の羽裏の羽織です。
笹竜胆、立涌、花菱、扇と、ちょっとマニアックにおめでた尽くしです。

続きまして。
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正尚堂さんで羽織と一緒に売っていただいた、綿更紗の長着です。
グレーの地にヨロケ縞。
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生地自体もしっかりしているし、ほつれなども無し。
これまたびっくりなお得値で譲っていただきました。


そして最後に。
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ご近所さんに頂いた綿更紗です。
これは反の状態ですので、色々小物を作ってみようかなと画策中でございまして、第一弾として足袋を作ってみます。
お揃いで札がまなんかもいいですね。


と、更紗自慢に終始した本日の町家暮らし日記ですが、
「おいおい、それは更紗とは言わんよ」
などのご指摘がありましたらお気軽に。まだまだ勉強中の身なのです。


しばしば周りより計画性ゼロ男と陰口を叩かれる店主ですが、意外に今季は用意が周到。
ほらほら、あなたも秋物探したくなってきたでしょ?

そんなあなたは、京阪出町柳駅から叡山電鉄線茶山駅下車西へ10秒、正尚堂さんへGOだGO!

「おはりばこから聞いたぜ」
といえば、少しはお値段頑張ってくださいます。
そういうお人なんです、佐野さんは。


何度も言いますが、秋です。
ほらほら、恥ずかしがらずに着物着て、外に出てみましょうよ。

着付けだルールだってな難しい話は、それからそれから。




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Post at 19:06(水)/No.263着物Com:9Tb:0Top↑

2006.10.03 インフレや in 風呂屋

昨晩、いつものように一日の業を終え、湯浴みでもすっかと門前湯に向かい、番台のご主人に500円玉を渡し、お釣りをもらったときにそれは起きました。

いつもよりお釣りが軽い。
見ると、110円しかありません。
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(風呂代値上がり説は本当やったんか?昨日は370円丁度渡して何も言われんかったはず。ご主人が間違えてんのか?いや、釣りを渡すときの申し訳なさ気且つ意味深な笑顔は明らかにすべてを解ってた。常連の自分としては、ここはノーリアクションで通すべし)
脱衣所の暖簾を潜るまでのコンマ5秒、刹那の逡巡。

噂は本当だったようです。

世界的に石油が高騰している最近、致し方ないのでしょう。それは分かります。
しかし、風呂屋業界のプレスリリースは、一体どうなっているのでしょうか?


たかが20円、されど20円。
帰り道、いつもの自動販売機を尻目にとぼとぼ帰った店主なのでした。



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Post at 20:45(火)/No.262町家暮らしCom:4Tb:0Top↑

2006.10.02 旬の物を旬の時に

「安い」とか、「旨い」という言葉に弱い店主にとって、旨いもんが安く出てくるこれからの季節はたまりません。

早速スーパーで2尾100円の秋刀魚を購入しました。
焼いてみよう。食べてみよう。
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ん〜、脂滴る佳い秋刀魚。

焦がさぬよう、少しずつ焼きます。
10分もすれば、この通り完成です。
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上半身の焼け具合が少々怪しいですが、気にしたら負け。
二つに切って焼いたらいいのでしょうが、やっぱりここは尾頭完全体で頂かないとね。

お客様に頂いた酢橘をキュっと絞り、醤油をぶっ掛けたら、ご飯と交互に掻き込む掻き込む。
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んまい!
50円でこの幸せ、値打ちあります。

食欲の秋、万歳!



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