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2007.02.27 東風吹けどにほひ届かぬ割れしのぶ

先日の25日、この前の天神さんは、ちょうど梅花祭の日でした。

学問の神様、菅原道真公が愛した梅。
その梅を愛でるお祭りです。

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満開とは行かないものの、梅は見ごろを迎えており、折りしも日曜日だったこの日は、晴天に恵まれたこともあり、たくさんの人でにぎわっていました。
着物物色もそこそこに、梅園を訪ねて梅見のお茶一杯。
ゆっくり時間をかけて散策したかったのですが、店を開けなければならず駆け足になってしまったのが残念でしたが、いつもの天神さんとは違った表情を見られ、ハレの日を満喫した店主。
梅グッズを身につけていかなかったことをちょっと後悔しました。

この日は近くの花街上七軒より、舞妓さん、芸妓さんがやってきて野点をしてくれるというのです。
文字通り高嶺の花、手の届かない存在である舞妓さんと触れ合える数少ないチャンス!

と思っていたのはまったく甘かった。
野点には気の遠くなるような行列ができており、舞妓さんもお茶を点てるに、わんこそばのお給仕さんみたくハイッ、ハイッというわけにも当然行かず、行列の進みようはいつまで経っても蝸牛の歩み。

結局外野からレンズを向けて、黒山の間から時折ちらちら見える割れしのぶに、シャッターを押しながらため息を吐くことしかできず。
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店主にとってはまだまだ、変わらず高嶺の花だったようです。

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2007.02.25 洋服でうろうろ「二条城編」

昼過ぎまで弘法さんをうろうろした後、東寺を辞して向かうは二条城。
伏見桃山城キャッスルランド亡き今、京都市に現存する唯一の(?)お城です。

自転車というのは不思議なものですね。
急いでいればなかなか着かない上に慰労困憊。
時間を気にしなければ疲れも知らず、あっという間に目的地。

駐輪場に停めて駐輪代200円を払い、まずは門を潜ります。
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ちなみに、太秦映画村の門は、これのミニチュアです。

普段は意識しませんが、ここは立派なお城。
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立派なお堀がございます。
「釣れますか?」

門を潜って左手に回り込むと、
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二条城の玄関口、唐門に到着。
東本願寺の唐門以上に立派な、すばらしい門です。
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菊の御紋は離宮だった証。

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これが一枚板から彫られているなんて、信じられますか?

唐門を潜ると、二条城のメインである「二の丸御殿」に到着します。
ここは長さ450メートルにも及ぶ回廊を通って拝観するのですが、そのボリュームたるや圧巻。
残念ながら撮影禁止のためご覧いただけませんが、ここだけで600円の入城料が軽くペイできます。

どんな立派なお寺よりも瀟洒で華美、欄間から襖から何気ない引き手まで、贅沢な品々が用いられています。
そりゃそうですよね、時の権力者が作らせたお城ですもの。
ぜひ皆様には、今のすいているシーズンにゆっくりと見ていたきたい。
間違って桜のシーズンなんかに行っちゃった日にゃ、回廊に入ってから出てくるまで、流れるプールかプーさんのハニーハント状態になるのがオチでしょうから。

二の丸御殿を出て、そのまま北に抜けます。

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半鐘の乳(ち)一つ見ても職人の手抜きのない技が。
鉄輪もいい鉄味です。

ところで、この二条城はご存知のとおり、世界文化遺産に指定されている誰でも知ってる観光スポットです。
しかし、人知れず歴史に埋もれた「旧二条城」というのが存在したのはご存知でしょうか。

旧二条城は、京都御苑の近く、烏丸下立売にあった、織田信長が作らせたお城で、その城跡が二条城内に移築されているというのです。
世界遺産の中に過去の遺産、これは見ずにはおれません。

その城跡目指して西の端まで行ってみると・・・
ありました。
ご覧ください、旧二条城。
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土盛ったあるだけ。
いやいや、本物なんですってば。

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妙な疲労感を胸に、休憩所で一休み。
ふとベンチに目をやると、
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修学旅行そっちのけでS・H君の事しか頭にないYさん(君)の青春の落書きが。

大政奉還が宣言されたこの地で、たった百数十年後に刻まれた吹けば飛ぶような小さな愛の宣言。
これも、世界遺産の中の立派な遺産。
この数奇な二条城の運命、神はサイコロを振らない、のか?

さらに複雑な思いで胸がいっぱいになった我々は、真の一服を喫するため、清流園でお茶とお菓子を頂きに行きました。
もちろん有料(700円)ですが、おかげでほぼ貸しきり状態。
庭のことは良く分かりませんが、心癒されます。
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遠くの看板がほんの少し無粋ではありますが。

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美しいものに囲まれ、おいしいものを頂く。
ごちゃごちゃしたものがスーッと消えていくこの感覚。
店主はお茶の事もさっぱりですが、おそらくこの感覚を研いで行く作業が茶道なのではないでしょうか?
違ってたらスミマセン。

庭園を出て、門まで帰ってきて、二条城観光は終了。
これで600円は十分値打ちあります。

帰り際、外人さんが何もないところに向かって写真を撮っていました。
何を撮ってたんかいな?と思って同じ場所からシャッターを押すと、
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うん、美しいね。
そしてすばらしいよね。
店主には水路付けされた思考回路をリセットする必要がありますね。


かくして、洋服一日観光は無事に終了しました。
着ている物をヤイヤイ言われたり、いきなり被写体になったりすることがない分、洋服でお出かけというのもたまにはいいものです。


でも、あまりの窮屈さに、帰宅するや否や着物に着替えたのは言うまでもありませんが。

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2007.02.24 洋服でうろうろ「弘法さん編」

店主の記憶が確かなら、公私問わず最後に洋服を着たのは、去年の11月2日、某大学の学園祭にて。

およそ4ヶ月近くぶりに洋服を着たのは、21日の弘法さんに自転車で行くためです。
フミちゃんがニュー自転車を某銀輪屋で誂え、弘法さんまで自転車で行くと言い出したもんですから、じゃあ店主も自転車で行くか、って寸法です。

弘法さんの位置は、九条大宮。
おはりばこの位置は、北大路大宮。
南に一直線に下ガっていけば、東寺に着くわけです。
幸い21日は定休日、時間に縛られることなくマイペースにペダルを踏めそうです。

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おはよう、フミちゃん。
チャリンコかっこええやん♪

この日は絶好の自転車日和。
そして弘法さん日和でもあります。

二人で自転車にまたがり、南を目指してペダル踏み踏み。
理論上は、大宮通をひたすら南下すれば着くのですが、大宮通は途中で二条城に分断されているため、堀川通りを下がります。
ご存知のように、京都は南に向かって緩やかな坂になっており、信号で止まる時以外は惰性でスイスイ。
普段は流れる景色でしかない京の町並みも、自転車の上からはまったく違った表情に変わるから不思議です。

堀川をひたすら南下し、浄土宗の総本山、東本願寺まで来たところでちょっと寄り道。
お寺の中の道を通ってみました。そんなことができるのも、自転車の醍醐味ですね。

観光客は通らなさそうな、本願寺内の幼稚園に通じる道。
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こんなところにとても立派な唐門を発見!
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その装飾のすばらしさにしばし目を奪われます。
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こんな欄間、今では誰が作れるというのでしょう。
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厳つい顔ながら子供と戯れる唐獅子。
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遠くアフリカのライオンにルーツを持つ唐獅子、シルクロードの終着駅日本では、こんなにデフォルメされました。そのセンスに脱帽。


八条を超え、九条までくればもうそこは東寺。
意外と早く着きました。
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二月だというのにその人出の多い事ったら。
早速おなじみの正尚堂さん向かって歩いていると・・・。
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ムービースター発見!

サインをもらいに近づいたら、ありゃまボッシーじゃありませんこと。
今日はボッシーも洋服ですか。奇遇ですな。
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そして、こちらは奥様のchokoちゃん。
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時間を止める魔法をかけられた永遠の24歳。

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ボウズ対ロンゲ。
古着対新着。
個性とは、趣味とは、これ面白いものです。

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おはよう佐野さん。
27日のライブ、楽しみにしてますよ!
南沢さんの生シタールが間近で見られるなんてね。

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奥様のミカさんの帯周り。
かわいらしさと粋を同居させるなんて、そうそうできることじゃあござんせん。流石です。

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正尚堂の隠し玉、しっぽちゃん。
春先がとっても似合う女の子。
絵、描いてる?


さあて今日は休みです、携帯の電源切ってゆっくりと一周しましょうか。

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「さあ見て頂戴、よう切れるよ!エトハガネノジッピダキダケ、これみな一緒。今日はもう一本つけとこ。さあ買うたってや・・・」
威勢のいい口上は、ハレの日を盛り上げます。

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あまりの暖かさに春と勘違いしたか知らん?
甲羅干しをする亀、幸せそうに昼寝中。

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お!
カリスマ前田日明!
でかい!勝てる気がしねぇ!

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桃の節句のころには、桜が咲いてるんじゃないかと心配になる陽気。
桃の花なんてちいとも咲いちゃいません。

この日は何も買わずに帰る予定にもかかわらず、やはり色々買ってしまいました。
正尚堂さんでは蝙蝠の羽裏の大羽織。
蝙蝠グッズ作ろうかな。

そしてこの綿更紗の長着と、綿更紗の羽裏の木綿羽織。
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スペーシーな柄がもう完全にツボ。
ええ買い物しました。


たまには洋服でうろうろするのも悪くはないですな。
でも、このペースだと1年に4回しか着ることがない計算になるわけで。
春夏秋冬一回ずつ、うん、これだね。

というわけで弘法さんをあとにしたわけですが、この日はこれで終わりませんでした。
せっかく自転車なんだから、どっか寄ってくか、と普段は行かない観光に出かけた次第。


「観光編」は次回に続く!


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Post at 10:40(土)/No.315京都案内Com:8Tb:1Top↑

2007.02.20 新人歓迎会

新年度を控え、おはりばこに新しいスタッフがやってきました。
4月のシーズンの前に、今から少しずつ慣れてもらうべく、3日前から店に立ってもらっています。

昨日はそんな新人君と親睦を深めるべく、ささやかな歓迎会を開きました。

場所は堀川北大路にあるカフェギャラリー「汚点紫」(しみむらさき)。
ここではしばしば楽器を持ち寄って宴が開かれており、店主も2年前に一度出たことがあるのですが、実は新人君、その宴に来ていたそうなんです。
ご縁ですな。

というわけで4人そろって汚点紫の暖簾をくぐり、奥のストーブの前の卓袱台を陣取りました。
ストーブ前には先客が。
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客というか、看板猫にしてストーブの主、ギリちゃんです。

今日は目出てぇ日だってんで、無駄に豪華な黄金トーストを二つ頼み、新人君をもてなします。
酒はからきしダメなくせに、今日は珍しく泡盛なんか飲んでみたり。
もちろんここに来たからにはカレーを食べずに帰れますか。
みんなで飲み食いしながら楽しいひと時。
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新人君、今年大学を卒業なので、まだまだ連日店に立つことはありませんが、ちょくちょく暇を見ては店に入ってくれる予定です。
おはりばこはこれからますますにぎやかになりそうです。

相変わらずかっこいいこのお店。
置いてある本、楽器、掛け軸にいたるまでここの店主のギンジさん色。
紫野を代表する、紫なカフェです。
紫がお好きな方はぜひ。

ああ、酔っ払ったさ。
泡盛っちゅうんはこれ、ええ酔い方をするお酒やね。
可愛いスタッフ三人に囲まれて、店主は果報もんやよ。

さて、そろそろ宴もこの辺にして、風呂でも浴びて眠りこけるとするかいな。
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Post at 21:03(火)/No.314町家暮らしCom:0Tb:0Top↑

2007.02.18 朝風呂

〜朝風呂〜

家に風呂がない、というと不便だとか面倒くさいだとか思われがちですが、風呂がないのが当たり前になってしまうと案外そうでもないもので。

風呂屋通いというものは、デメリットはもちろん多数ありますが、まあまあそこには目を瞑り、メリットだけにスポットを当ててみると、たとえば毎日サウナに入れる、広い風呂でゆっくりできる、月の満ち欠けや星の明るさに気づかされるなど、デメリットを補って余りある点がたくさんあるのです。

なかでも日曜日の朝風呂は、家での朝シャンに代えられない気持ちのよさ。

おはりばこの近所では、かの有名な「船岡温泉」というお風呂屋さんが毎週日曜日に朝8時から朝風呂を開けており、たまに店主は早起きして湯を浴びに行くのです。
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バスタオルと手ぬぐいと石鹸と髭剃りなどを包んだ風呂敷をぶら下げ、唐破風の戸を潜ります。
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立派な欄間がはめ込まれた脱衣所で支度をし、マジョリカタイルの洗面場を抜けると、そこは早起きした人間だけのパラダイス。

菊水橋という橋を渡り、岩風呂の露天風呂やヒノキ風呂、サウナと水風呂の往復。
仕上げはジェットバスで全身ほぐして気が付けば体はほっかほか。

近くの行きつけのパン屋「トムソーヤー」で朝飯を調達して、家に帰ってアツ茶と共に腹ごしらえ。
日曜朝の、このうえない贅沢なひと時です。

これでその後の仕事にも精が出るというものです。
でも・・・。

一度でいいから風呂上りに二度寝、してみたいものです。
Post at 19:12(日)/No.313町家暮らしCom:7Tb:0Top↑

2007.02.14 男冥利

2月14日。

営業終了時点での獲得数「4」。
本日今後の獲得見込み数「2」。

大切なのは数ではなく、誰からもらったのか、そしてその気持ち。
一つ一つにその人の顔が浮かび、込められた気持ちにありがたみを感じながらぱくぱく。


でもなぜなんでしょう、カウントしてしまう自分がいます。
男の卑しい見栄故でしょうか。

せめて失礼のない様、頂戴したチョコはすべて本命と勘違いして頂く事にします。
悪しからず・・・。
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Post at 21:33(水)/No.312趣味・日常Com:3Tb:0Top↑

2007.02.13 フィーリングカップル20対20

今週も悩める時間がやってきました。

週に一度、兎のお雛様が工房から納品される火曜日。
色とりどりのお雛様とお内裏様達、手前味噌ながら見ているだけでかわいいのですが、彼ら40羽は工房から男女別々にやってくるのです。
それを組み合わせてカップルにしていくのは店の仕事。

派手で色っぽい女子や、清楚でおとなしそうな女子、寒色が似合うさわやか王子系の男子や紺に差し色が粋な伊達男まで、十人十色の彼らを一組一組カップルにしていく作業は楽しくも悩ましい作業です。
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最初のほうはトントンと進むのですが、最後のほうは人形たちとにらめっこ。
この子がいい?それともあの子がいい?と聞きながら。

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(前の二人、なんや見詰め合うてええかんじやわぁ。この人、あの子に惚れたはるんやろか。あたしかてかいらしおべべ着せてもうてるんえ。少しくらい振り向いてくれてもええのに。)

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(この子色っぽいな〜。この子に決めよかいな。でも嫁はんにするには派手かもしれんわ。俺どっちかいうたらこうとな子がタイプやし。後ろの子、かいらしねんけどもうちょっと色気あったらええねんけどなぁ。)

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(このおにいさんええ男どすなぁ。ウチが見てきた中でも10本の指やわ。せやけどウチにはさわやか過ぎかも知らしまへん。ウチと一緒になろ思たら酸いも甘いも知っとかはらなあかしまへんえ。)

この年になってお人形さんごっこの楽しさがようやっと分かりました。

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最後はフミちゃんの協力を得て、なんとか全組結納完了です。

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心なしかうれしそうな表情の二人。

あとはお客様の下へお嫁に行く日を待つばかりです。
皆様もぜひ、ベストカップルを探してみてください。
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Post at 23:46(火)/No.311趣味・日常Com:5Tb:0Top↑

2007.02.10 非常食

普段から口にするのはアレですが、いざというときに役に立つのが缶詰やカップめんといった、即席で食べられる非常食。

我が家に、それらの類のものがまったく置いてありません。
これでは非常の際に右往左往してしまいそうです。

しかし、先日友人から缶詰とカップラーメンをいただきました。


シーフードヌードルと、
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ハンバーグの缶詰。
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ありがたや、これで「夜中に急におなかが減った」や、「あかん、月末で食べるもんもお金もあらへん」といった非常事態に備えることができます。

しかしこのシーフードヌードル、なんだかパッケージに違和感が。
よくよく見ると・・・
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「self-defence force」
そう、自衛隊と記されています。
自衛隊支給の非売品カップヌードルです。
しかも、「シーフード味ヌードル」と、よりコンプライアンスを遵守した商品名。
お上にうそはつけません、ということでしょう。

缶詰も、
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「防衛庁」の印が。

非常事態のプロフェッショナルが使う非常食、これで店主の非常時も安心です・・・。



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Post at 19:55(土)/No.310町家暮らしCom:0Tb:1Top↑

2007.02.06 ■■■3月より発送時の簡易包装始めます■■■

平素はおはりばこをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

さて、これまでネットショップでのお買い上げの際、メール便での発送時の梱包は、平たい箱に包装紙を巻いてお送りしておりました。
「プレゼントが届いたみたい!」とお客様からも好評を頂いておりましたが、現在手持ちの包装紙が無くなり次第包装紙を使わない簡易包装に切り替えてまいりたいと思っております。

また、お送りする際に明細書を同封しておりましたが、これも2月末をもちまして廃止とし、発送時にお送りする発送メールに記載されている明細を持ちましてこれに代えさせていただきます。

今、地球規模で木が乱伐され、森が無くなっています。
紙を使い捨てるということは、生きていた木を使い捨てるということです。
先日おはりばこの前の林も、開墾のため木が切り倒され、そのままゴミ収集車に捨てられていきました。
大変心が痛みましたが、これと同じ風景が地球のどこかで行われ、その紙を使っていることを考えると、おはりばこもまた、木を使い捨てているのと同じことだと強く感じました。
もし、おはりばことお客様の双方の努力で少しでも貴重な資源の消費を減らすことができるのであれば、積極的に行動すべきだと考えました。

お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、昨今の事情を鑑み、ご理解を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

プレゼント用のラッピングにつきましては、引き続き承ってまいりますので、必要な方はご遠慮なくお申し出ください。
また、明細書も必要な方には同梱いたしますので、こちらもご遠慮なくお申し出ください。

恐れながら、本日は用件のみにて失礼いたします。

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Post at 19:01(火)/No.309町家暮らしCom:6Tb:0Top↑

2007.02.06 吉田神社節分祭

暖冬といわれるこの冬も、やっと冬らしい底冷えがやってきたこのごろ。
京都も例に漏れず一年で一番寒いこの季節、毎年恒例吉田神社の節分祭に行ってきました。

吉田神社は、京都のディープエリアである左京区の真ん中に鎮座する、複数の社が入った神社で、吉田山全体が大きな神社になっています。
節分祭には、小さいころ父に負われてよく行っていたそうですが、まったく覚えておりません。
でも、意識下では覚えているんでしょうね、

到着したのは夜11時。
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2月3日は11時より、参拝者が持ってきた旧年の神札を一堂に集めて燃やす、火炉祭が行われます。
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燃えてます、燃えてます。
参拝者の一年分の厄が、神聖な朱塗りの結界の中で燃えています。

あまりにも人が多いので、天満宮社に通じる鳥居を目指して石段を登ります。
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行灯、人ごみ、紅白の横断幕、立ち並ぶ屋台。
そう、今日は節分、季節を分ける晴れの日です。

これだけ混んでいるにもかかわらず、会うわ会うわ、知ってる顔。
手足かじかむこの季節に左京区を象徴するパワースポットで火を焚くわけです、火のにおいを嗅ぎ付けて京都中から「夜空の焚き火マニア」達が集結。
春の始まりに会えて良かったと思える人たちばかりでした。

それにしても不思議ですね、火というのはいくら見ていても飽きない。
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人を活かしもし、殺しもする。
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道具にもなり、武器にもなる。
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その火を司るお天道様は、やっぱり偉大ですね。
エネルギー問題だなんだって言われていても当たり前のように朝になったら煌々と地を照らしてくれるわけですから。

さて、夜も更け、人も引いた吉田山。
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これから本番が始まる徹夜組を尻目に、店主は祭りの余韻残る参道を引き返し、鳥居に一礼して家路に着いたのでした。
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Post at 12:44(火)/No.308京都案内Com:3Tb:0Top↑

2007.02.02 スタッフマイちゃんおはりばこを卒業

1月末日を持ちまして、おはりばこスタッフのマイちゃんが就職活動のためおはりばこを卒業することとなりました。

思えば二年前、それまで1年ちょっとの間フミちゃんと二人で切り盛りしていたおはりばこですが、おかげさまで次第に手が足りなくなり、バイト募集をしたのがご縁の始まり。
ネットで出したアルバイト募集に応募した10人の中から選ばれた女の子です。

大学1回の終わりにしてはや普段着で着物を着ていたマイちゃん。
その仕事は確実丁寧、店主の指示にしっかり従ってきちんとこなしてくれました。

物静かで口数は少なく、恥ずかしがり屋さんのおっとりさん。
現代では絶滅したかに思われた大和撫子は、確かに生き残っていました。
少しはにかみながらする接客に、心癒されたお客様も多かったのではないでしょうか。

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最後の出勤の後の送別会でのマイちゃんの言葉。
「かわいいものに囲まれて仕事ができて、楽しかったです。」

マイちゃんはおはりばこの一番のファンでもありました。
2年間、おはりばこを佑けてくれてありがとう。

これからのご活躍、おはりばこ一同こっそり応援していますからね。

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Post at 23:10(金)/No.307趣味・日常Com:4Tb:0Top↑