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2007.06.30 京都大骨董祭

1年に三回のお楽しみ、京都大骨董祭が金曜日から始まりました。
全国津々浦々から業者さんが集まるこの祭。
店主も朝から行って来ましたよ。

到着したのは、オープンしてすぐの午前10:30。
駐車場は長蛇の列、なかなか入ることが出来ません。
30分待って漸く中に入れました。

広い会場内にたくさんの業者さん。
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お宝品から一点物まで、ものすごい量の品々が出品されています。
普段は写真や雑誌、ネット上でしか見ることが出来ないような極上品や、めったにお目にかかれない希少品に、直接触れたり肉眼で見れたり出来る貴重な機会。
店主はお買い物というよりも、目の保養、勉強のために行っています。

世界的なコレクターも集結しているらしく、なんでも帯付きの束をかばんに詰めて来られているのだとか。
つまり、あったらその場で買う気で来られるわけです。

今回は、いくつかの芭蕉布や、対馬麻の着物に触ることが出来ました。
対馬の着物は、おそらく初めて触ったのですが、柔らかさ、ざっくり感共にたまりませんでした。一度着て見たい着物です。

うろうろしていたら、おなじみのお三方に遭遇。
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今日も素敵な三人です。
ボッシーが眠そうなのは、花粉症の所為。
年中花粉症だそうで、まったくお気の毒です。お大事に。

結局この日はお土産のほかには何も買わず、仕入れも自分のための買い物もしませんでした。
ちょっと消化不良です。
皆様もぜひ、一日時間をとって行ってみて下さい。
楽しくて楽しくて仕方ないですよ。

場所は京セラ本社隣のパルスプラザ
近鉄・地下鉄竹田駅からシャトルバスが出ています。
車で行く場合は、国道1号線「赤池交差点」(名神南インターから南へ2つ目の信号)を東へ、信号2つ目油小路通を北へ。

日曜日までやっています。

Post at 18:59(土)/No.361着物Com:0Tb:0Top↑

2007.06.27 知恵の輪ブーム

それは2日前のこと。

仕事を終えてスタッフみんなで近所のカフェ「さらさ西陣」にご飯を食べに行きました。
楽しく晩御飯を頂いていたのですが、ふとテーブルに目をやると、こんがらがった金属の塊がいくつか転がっていました。
そう、知恵の輪。

そんなものが目に入った日にゃ、やらないわけには行きません。
難易度の低いものを軽々クリアし、難しそうなものに次々と挑戦していきます。
一見こんなん外れる訳が無い、物理的に無理、と思われるものも、絡まった金属の足の仕組みを観察し、時に無闇に、時に熟考の末の一手を動かしていくと、あら不思議。
力を入れることなくするりと離れる塊二つ。

解ける瞬間の快感にすっかり嵌った一同は、お行儀悪く他のテーブルに置いてある知恵の輪にも触手を伸ばし、ついにすべての知恵の輪を分解することが出来ました。
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さらさのお姉さん、長時間すみませんでした。

ドーパミンに犯された脳は、更なる知恵の輪を求めます。
今度の休日は、知恵の輪を買いに行くぞ!と鼻息の荒い我々に、心優しいお客様が早速知恵の輪を買ってきてくださいました。

最高難易度の知恵の輪を得た我々は、それはもう猿の如く知恵の輪に取り憑かれひたすら金属と格闘する羽目に。
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知恵の輪は、元に戻すまでが知恵の輪です。
しかし、元に戻すのはこれまた至難の業。
その難しさもさることながら、コンセプト、デザインもまたすばらしい。
仕組みを考えた人、原型を作った鍛冶屋、どちらも凄い。
あと、商品化された知恵の輪を組み立てる仕事の人も凄い。


おはりばこからは、しばらく金属の擦れる音がやまないことでしょう。

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Post at 21:28(水)/No.360趣味・日常Com:3Tb:0Top↑

2007.06.26 メタボと愉快な中間達

当初は6尾いた金魚たちも、和金3尾はあっさりと脱落。
和金、朱文金、黒出目金の三尾で仲良く暮らしていたのですが、つい2日前に突如和金、黒出目金がお星さまになってしまいました。
この2尾は非常に仲がよかったため、どちらかが逝ったショックで一緒に逝ってしまったのでしょうか。うう。

最後に残った朱文金、体が丸こくて泳ぎが苦手で、付いた名前は「メタボ」。
一気に二人の仲間を失って失意の二日間を過ごしてきたメタボに、今日新しい仲間が出来ました。

新大宮商店街の小さなペット屋さんで買ってきた、コメット三尾です。
最初は気まずそうに池の端と端に離れていた一尾と三尾ですが、あっという間に仲良しになったようです。
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コメットという品種は、アメリカからの逆輸入らしく、その所為か体も大きく、泳ぎも速く、とっても丈夫。
どんくさいメタボと好対照です。

陽気なアメリカンとルームシェアすることになったメタボ。
人見知りしてる場合ではないぞ。

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Post at 17:56(火)/No.359町家暮らしCom:2Tb:0Top↑

2007.06.23 夏小物特設ページと夏フライヤー

下水工事の終わりと共に降りだした雨。
後顧の憂いを絶ち、心して梅雨を雌伏すれば、後にやってくるのはそう、夏ですよ夏。
祭に花火に縁日と、浴衣の似合う季節の到来です。

普段はなかなか機会が無くて着物に手が伸びない皆様も、やれ祭だやれ縁日だと託けて、どんどん浴衣を着ていきましょう。
男子たちもいつものあの子の浴衣姿、見たいでしょ?
女子たちもいつも馬鹿なことばかりしている男子たちの浴衣姿を見れば、あれ、なにかしらこの胸のドキドキ☆なんてまぁ夏はいいもんです。

おはりばこは、そんな浴衣人達をここぞとばかりに応援したい訳で、浴衣特設ページを作りました。


先日撮影した写真と、そのとき使った小物をご紹介しています。
素人モデル、素人着付け、素人写真ではありますが、だからこそこのぐらいなら自分たちでも出来るんだ、と励みになれば幸いです。

もちろん小物たちはおはりばこのプロの職人たちが一つ一つ手作りしたものばかり。
流行を取り入れているわけではありませんし、派手さもありません。
でも、どれも使う人のことを考えたどこにもないこだわりの品ばかり。
きっと、他の人とは違う雰囲気をご提供できるものと自負しています。

なんて、気取ってしまいましが、要は楽しんだ物勝ち。日本の良さを肌で感じることの出来る季節ですから、それをお手伝いできればそんなうれしいことは無いわけで。

夏小物用のフライヤーも作りました。
撮影してきた写真の中で、一番いいものを使って作ろうと思っていたのですが、なんせそこは素人のこと、一つに絞ることが出来ず、いっそのこと全部違うフライヤーを作ってしまおうということになりました。
その数全部で20種類。
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20枚をセットにしていろんなお店に置いてもらう事にしました。
好きなのもって帰ってくださいな。

もうね、夏が目の前だと思うとワクワクしてたまらんのですわ。
夏生まれの血が騒ぐというやつでしょうか。
普段着物を着ない人の浴衣の着こなしを見るのもとても楽しいですしね。

浴衣や着物を着る人が1割増えるだけで、この国の美しさが1割アップすると思うのは店主の偏見なのでしょうか。

みなさん、今年も浴衣を楽みましょうや。
そのまま着物生活始めちゃいましょうや。


んで、その先に何があるのか見に行きましょうや。

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Post at 01:24(土)/No.358着物Com:2Tb:0Top↑

2007.06.19 便秘手術


のっけからアレなタイトルで申し訳ない。
でも、これとっても切実な問題なんです。

今日からおはりばこは三連休に入りました。
何のためかといいますと、工事のため。
我が家の下水管が使い物にならなくなり、途中で詰まってしまう病気にかかっているのです。
物件を借りてから早3回も腸内洗浄しているほどの重症で、これはもう下水をとっかえた方がいいわいなという結論に達し、今日から工事に入ってもらっているのです。

ご存知の通り我が家はものすごく縦に長く、しかも厠が一番奥に設置されているという構造になっておりまして、玄関から厠までの十数メートルを人力でハツって土管を掘り返し、塩ビ管を入れるという大手術をしなければなりません。

3日もかかるというのですからエライこと。
とはいえ無事に今日のうちに塩ビ管をはめ込むことが出来たようで、あとは地を均してコンクリを打ってやるわけです。
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皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ちください。
この3連休の間に、浴衣小物ページ製作、夏物フライヤー製作、ウェブサイト更新などなど、地味なお仕事に精を出しますよって。

やけど、1人で3日間の孤独に耐えられるのか店主?

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Post at 20:34(火)/No.357改修・引越しCom:0Tb:0Top↑

2007.06.16 映画村で夏物撮影してきました!

定休日を利用して、夏にオススメの小物の撮影をしてきました。

天気予報により当日は雨が降ることが確実だったので、屋根のあるところをロケに選らぶことに。
とはいってもお寺さんで商品を広げて着けたり取ったり撮ったりってな訳にもいかず、どうしたものか。

そこで登場、東映太秦映画村
ロケーションには困らず、撮影も自由。
こんな便利な場所、使わない手はありません!

雨降りしきる中、朝から商品を大量に携えて行って来ました。
モデルは、我がおはりばこの看板娘、フミちゃんと、正尚堂さんのスタッフ桧山さん。

結論から言うと・・・
それはそれは楽しかった。そして良い写真が撮れました。

商品説明用の写真はまた整理してアップするとして、今日は撮影の合間のオフショットをご覧に入れましょう。

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桧山さんは赤い浴衣にグレーの撫子柄の半巾帯。
フミちゃんは有松鳴海絞のアンティークに、赤い麻の名古屋帯。
衣装協力は、正尚堂さんです。

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和傘は日吉屋さん。
一つは借り物です。(special thanx coloちゃん!)

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荷物持ち、アシスタント、お笑い担当の新入りアサミちゃん。

お昼で桧山さんは学校へ。
ここからは場所を変え、天神さん(北野天満宮)で撮影です。
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二人の下駄は、近所の下駄屋さん「中辻」さんで誂えました。
こだわりの下駄台、鼻緒を置いてらっしゃいます。

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お二人とも浴衣が見事にはまってました。
それぞれの個性にぴったり。
なんだか、
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こんな感じですね。

せっかくだから、新作髪飾りも一つだけご紹介。
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おはりばこは着物屋ではありませんから、新しい着こなしや、「モテカワ」スタイルを提案したりは出来ません。
でもね、だれでも背伸びせずに日本女性本来の魅力を引き出すことの出来る小物をご提案することは出来ると自負しています。
これに、皆様の個性をプラスすれば・・・
誰だって素敵に夏の和を無理なく楽しんでいただけると、店主は思っています。

二の足を踏んでいるあなたにこそ、今年は浴衣を着て欲しい。
そして、単にもチャレンジして欲しい。
そうやって、着物を自由に着られるようになってもらえたら、そんなうれしいことはありません。
きっかけが欲しい、そんなあなたの背中を押してあげたくて、今回の撮影を行いました。


和服がもっと自由になりますように・・・。

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Post at 02:32(土)/No.356着物Com:6Tb:0Top↑

2007.06.10 おばあちゃんからのプレゼント

ここ最近、お昼過ぎから夕立のような雨が降ったり、天気予報が見事に外れたりと、とても大気の状態が不安定。
雷大好きの店主は、毎日雲の上で独奏する雷神様に酔いしれているのですが、これも入梅の前触れなのか知らん。

実は14日に、浴衣用髪飾りの着用撮影を控えており、なんとかその日ばかりは雨に遭いたくないと願っている毎日。
梅雨に入れば、毎日じとじとした雨。今のような、ザッと降ってカラッと上がる雨だったらいいのですがそうもいきません。

そんな入梅前の憂鬱に苛まれる店主に、お隣のおばあちゃんが素敵なものをプレゼントしてくれました。

「紫陽花が咲いたんやけどもろてくれはりますか」

女性から花をもらうなんて、生まれて初めてのこと。
しかも、足腰も弱くなったおばあちゃんが一生懸命裏の庭から捥いできてくれたものです。
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大きな花びらの内側に、可憐なたくさんの小さな花びら。
萼紫陽花という、紫陽花の原種に当たるものだそうです。

早速、裏の井戸の釣瓶に活けてみました。
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うん、これで梅雨も陰気にならないですみそうだ。

ちなみに、紫陽花の花言葉は「強い愛情、移り気なこころ」。
熱しやすく冷めやすいってことか?

むむむ、おばあちゃんなかなかやりますな。

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Post at 18:26(日)/No.355町家暮らしCom:4Tb:0Top↑

2007.06.09 死に様

昆虫界随一の性能を持った羽はもう動かず、力なく地を這い回る。
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平衡感覚も失い、同じところをぐるぐるぐるぐる。
なぜ思うように動けないのか。
これから土に還ることも知らず、最後まで本能に従い、動き続ける。

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もっと生きたいという欲なんかないんでしょう。
ただ、何かに突き動かされるようにただ、這い回る。

「死ぬ瞬間まで生きてやる」

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お疲れ様、よくやった。
立派な死に様、しかと見届けた。
あとは蟻が運び、土に還るだけ。
そして、土からまた何かに生まれ変わることでしょう。

死ぬってことは、ちょっと寂しいだけで、悲しいとか虚しいとかとはまた違うことなんやろうなあ。


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Post at 20:10(土)/No.354町家暮らしCom:0Tb:0Top↑

2007.06.05 大和撫子

ある晩、深夜。
寝る前にぱらぱらと本をめくっていたらふとひらめいた。
つまみで撫子が出来るんじゃないか?

アイデアなんていつどこでひらめくものか分からないものです。
印籠型携帯ケースの仕組みを思いついたのは、大阪南港サタデーナイトフィーバー中でした。

今回は寝る前にたまに発生するアドレナリンまみれの思考パンク寸前状態。
即座に実行してみたら、あらなんとまあちゃんと撫子に見えるじゃありませんか。

そんな経過を経て商品化にいたった新作髪飾り、撫子髪飾り。
夏の生地、絽を使って涼しげに仕上がりましたよ。
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今回もモデルはフミちゃん。
手前味噌ながら、年を負うごとに女っぷりが上がっていきますね。
おかげで目が肥えちまったい。

髪飾りっていいですね。
飾るのは髪じゃなくて、女心。
女性にはやっぱり花がよく似合います。


さあ男どもも負けてられませんよ。
夏が来るんです。
浴衣と粋な男持ちで男っぷりをあげていきましょう。

おはりばこもお手伝いしますから。

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Post at 20:44(火)/No.353着物Com:3Tb:0Top↑

2007.06.05 少年老い易く

初夏、梅雨前。
修学旅行シーズンが始まりました。

この時期、意外と観光客の方は少なく、京都は修学旅行生さんたちであふれかえっています。
おはりばこにも最近は、たくさんの修学旅行生さんたちが来てくれるようになりました。

おはりばこでは2階ロフト部分でつまみ簪作りの体験をしています。
小さな店なので体験は5名様までなのですが、最近は班ごとに自分たちで体験学習や取材先を探してくるようで、今日も遠くから中学生5人組みが体験に来てくれました。

生徒さんを見ていると、思うことがあります。
ああ、俺も年を食ったなと。

気が付けば20台の後半、彼ら彼女たちからすればもう「オジサン」なのでしょうか。
いや、まだまだ!とは思いますが、ふと話がかみ合わないことなんかがあると、何世代も違うんだなあと実感させられます。
中学校なんて、つい最近のことだと思ってたんですがね。

これから毎年自分は1つずつ年をとっていくわけですが、体験に来てくれる修学旅行生は、いつまで経っても中学三年生。
年々彼らを見守る目が細くなっていくのでしょう。

君たち、いつまで「お兄さん」と呼んでくれるんだい?
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Post at 02:35(火)/No.352町家暮らしCom:3Tb:0Top↑

2007.06.04 臨時休業のお知らせ


来る6月19〜21日の3日間、おはりばこはお休みとさせていただきます。
20・21日は通常通り第三水曜・木曜のため定休日なのですが、今回は前日の火曜日もお休みです。

わーい三連休だどこへ行こうかな〜

なんて浮かれた休みではなく、町家のキモとも言える部分を工事するため、やむを得ず休みとなります。

それは、下水管。

築90年以上になる我が家の下水管は、何十年も前に埋められたであろう土管。
土管ドカン。

土管なんて、マリオかドラえもんでしか見なくなってしまいましたが、我が家の地下には埋まっています。
こいつがもう限界、この一年で3回詰まりました。
そのたびに高圧洗浄をかけ、急場しのぎをしてまいりましたが、前回の洗浄からたった3ヶ月、また詰まりはじめました。

異物を流しているわけでも、大量に・・・しているわけでもありません。
老朽化してしまった土管にヒビがはいったのか、ずれてしまったのか。
鰻の寝床の如く縦に長い京都の長屋のこと、20メートル近くもある土管の、ちょうど3分の2ほどのところで詰まってしまい、あと数日で詰まりがトイレまで達しようとしているのです。

ミニユンボ出動の一大工事となりますが、我が家の便秘癖を直す大事な大事な手術です。
なにとぞご理解のほどよろしくお願いします。

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Post at 01:22(月)/No.351町家暮らしCom:2Tb:0Top↑

2007.06.01 伊藤若冲展図録プレゼント

江戸時代に生きた鬼才の絵師、伊藤若冲。
青果問屋の跡継ぎという異色の出自にもかかわらず、江戸時代を代表するトップアーティストとして活躍した人です。

日本が好き以外の多くの層を巻き込んでいる昨今の若冲ブームですが、そんな今もっとも熱い若冲のお宝が、京都五山の一つ相国寺の承天閣美術館でお披露目されました。

【若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会】

今回の目玉は、なんと言っても釈迦三尊図3幅と動植綵絵30幅。
もともと相国寺に納められていた両者ですが、訳あって明治時代に動植綵絵30幅が皇室に献上されたのです。
今回、約120年ぶりに動植綵絵が相国寺に里帰りし、本来の姿である釈迦三尊図と動植綵絵が一同に見られるという貴重な機会です。

店主は木曜日の休みを利用して見に行ってきました。
釈迦三尊図と動植綵絵は、第二展示室に飾られているのですが、この第二展示室、なんとこの合計33幅を飾るために設計されたというのだから驚き。
入って正面に釈迦三尊図、両側に動植綵絵15幅ずつが展示され、見事に収まっていました。

6月3日までと期日も迫っていたこともあり、予想通りものすごい人出でしたが、まった時間など惜しくないほどすばらしいものでした。

詳しい説明は端折ります。公式サイトをご覧ください。
店主が感じたことを少し。

動植綵絵は、一つ一つが若冲らしいとても繊細且つ気迫あふれるな筆使いで、ダイナミックな構図、サイケデリックな色使い、まるで生きているかのような対象物の表情など、一幅一幅に圧倒されました。
30幅もあるわけですから、人ごみに流されて間近見ていると、「すごーい」ってな具合で過ぎ去っていくのですが、ふと掛軸からはなれて、一幅だけを額装ごと全体を眺めると、その一幅だけでものすごいエネルギーを発しているのが分かります。
軸一幅分だけ、空間が捻じ曲がったような、いや、天の理に則って正されたような。
そんな世界が左右に30も繰り広げられるのです。もうなにがなにやら。

そして左右に広がる仏性を得た動植物たちの中央正面には、慈愛と尊厳に満ちた三尊が鎮座し、見守っているのです。

明治以前は、相国寺の法堂にまったく同じように33幅が飾られたといいます。
どんな世界だったんでしょうか・・・。想像もつきません。

前回の近代美術館プライスコレクションもとても印象深かったですが、店主は今回の若冲展は、それを上回る衝撃を受けました。
ホント、行けてよかった。

と、自慢話のようになって終わるのもいやらしいので、約束どおり皆様にお土産を買ってきました。
今回展示されていたものを収録した図録です。
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出来れば額装ごとご覧頂きたかったのですが、この図録だけでも十分雰囲気が伝わってきますよ。
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競争率は高くなることが予想されます。
念を込めて応募されたし。

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Post at 20:20(金)/No.350京都案内Com:2Tb:0Top↑