春待ちおはりばこ

早いもので今年も残すところあと335日になりました。

なんてのはちょっと大袈裟ですが、一月ももう終わり。
2月、最後の寒さを終えれば、ほらほら春の入り口です。
そう考えれば、寒さを侘びる気持ちも少しは・・・起きないか。

なんといっても楽しみなのが、おはりばこ目の前の桜の木。
これが満開になったら、店主はうれしくてうれしくて店の前に床机を出し、昼から酒を浴びるにとどまらず、道行く人に振舞ってしまいそうなぐらい舞い上がること請け合い。

そう、おはりばこはただいま「春待ちモード」全開なのです。

事実、春発売の雑誌の取材はわんさか来ていただいています。
今日も、ぴあの取材を受けました。

また、鞍馬からは貴船荘様の女将さんがお越しくださり、取材していってくださいました。
貴船荘さんは、京都貴船でお料理を出していらっしゃるのですが、ウェブサイトで拝見したところ、んも~たまらん。
貴船の川床で頂くおいしい料理の数々、店主も夏になったら行こうかしら、なんて目論んでいる次第です。

今日はもう一人お客様が。

いつも天神さんでお世話になっている、正尚堂さんところのご主人、佐野さんがお越しになりました。

正尚堂さんは、京都市左京区茶山にある、アンティーク着物などなどを扱っているお店で、佐野さんがほれ込んだ着物や家具、古布など、見ているだけで楽しめる素敵なお店です。
またレポートしてきますね。

今日佐野さんが持ってきてくださったのは、桜材の鏡台。
一昨日に店にお邪魔したときに店主が一目ぼれ、本日納品の運びとなったものです。

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鏡台マニア、とまでは行きませんが、古道具屋に入ったときには必ずチェックしているぐらいの、いわば鏡台フェチなのですが、これはグッド鏡台。
四角い鏡のものは結構見るのですが、これは鏡が楕円なんです。
とってもシンプルなんですが、デザインが洗練されています。

佐野さん曰く、大正から昭和初期の誂え物だそうです。

この鏡台のポイントは、なんといっても鏡を支えている足です。
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刀掛けのような細工が為された曲線がたまりません。
鏡も大きめで、姿見としても使えそうなものです。
お店の鏡台はすでにありますので、
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これは自分用。

これまでこの鏡の前で、何人の女性が殿方に会う前に自分を映したのでしょう。
この鏡は、この前に座った何人の女性をより美しくしてきたのでしょう。
そう考えると、鏡台というのはとても色っぽいんです。
女心ってもんは全く分からん店主ですが、だからこそ、この鏡に思いを馳せるのです。
いや、不純な意味ではなく、純粋にね。


桜が咲くころ、桜の鏡台の前に座る自分にも春は来ているのか?
ふと、そんなことに思いを巡らせてみる、睦月の晦日前でした。


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