お玉どす。夜露死苦!

おはりばこの氏神様といえば、今宮神社さんです。

移転前も移転後も、氏神様としておはりばこを見守ってくれている今宮さん。
春になれば、京都三大奇祭の一つ、やすらい祭が催されるこの神社、意外と歴史は古く、鎮座1100年以上経つんだそうです。
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とはいえ、店主にとっては小さいころから地元の神社で、特に意識することもなかったのですが、こうやってお商売をさせていただくようになり、地域の人との繋がりを持つようになってからは、今宮さんも特別な神社として見るようになりました。
こちらがおはりばこがある「門前町」の神様が祭られている祠です。
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さて、店を出して1年ぐらい経ったある日。
修学旅行の女子高生の皆さんが遊びに来てくれまして、さすが花の女子高生、にぎやか盛り。
色々話を聞いていると、今から今宮神社に行って「玉の輿のお守り」を買ってくるって言うじゃありませんか。

そんなもんがあったのか、と、店主も初耳だったのですが、そのいわれを調べてみるとなかなか興味深い。

要約すると、
西陣に住む八百屋の看板娘「お玉」は、将軍様に見初められ、側室となり、かの将軍綱吉を生み、そればかりか大奥で権勢をふるって、高位にまで上り詰めた
ということなんだそうです。

まさに玉の輿。

しかし、ここで注意しなければならんのは、見初められてめでたしめでたし、というような簡単なシンデレラストーリーではないということ。
その後実権を握り、権勢をふるった「やり手」の女性だったということです。

相当な才覚の持ち主だったんでしょうね。
玉の輿に乗るためには、相応の才覚が要るということでしょうか。

怜悧な頭脳を持ちながらも、故郷である西陣も忘れなかった桂昌院(元お玉)。
今宮神社に百石を寄進した、なんていうエピソードからその人柄がしのばれます。

今とは比べ物にならないほどの男社会だったこの時代、自らの器量と才覚をもって幕府の大奥を掌握するに至ったお玉。

このお守りは、単にシンデレラになれる、というものだけではなく、「成り上がり」を狙う野心家のお守りでもあるのです!多分。

てなわけで、3週連続三名さまにプレゼント!
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しかし高いお守りだぜ。


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