まだ、単衣では寒いですが

おはりばこ前の桜が開花してはや3週間。
この桜を毎日眺め、これまで町家暮らし日記に書いてきたように、いろんなことを考えました。

「教わった」というより、「考えるきっかけをくれた」というほうが近いです。
侘び寂びだったり、儚さだったり、四季だったり、人生だったり。
真理のようなものをハッと気付かされるような感じではなく、きっかけだけをポーンと与えられ、しばらく思索していると、ちょっとしたヒントをくれる。
答えなんてないんですが、答えのないものを考える時間って、とっても大事な気がします。

そんな桜も、ついに散るときがやってきました。
今生最後の桜吹雪。
見逃すまいとカメラ片手にスタンバっていたとき。

一陣の風が桜を通り抜け、あっという間に散らしていきました。
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「もったいない」と思う気持ちと、「美しい」と思う気持ちが頭を去来し、店主ではどうすることも出来ない儚さと、これで見納めかという侘しさの中、夢中でシャッターを切りました。

そう、これで見納め。
「また来年♪」といえないのは、本当に寂しい限りです。

次の日の朝、道路を覆っていたのは、最後の花びらたち。
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アスファルトに浮かび上がる桜色の轍は、初夏がもうそこまで来ていることを教えてくれていました。

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