無から一を

キャスパーさんが、ご自身の作品を見せにに来てくれました。
なんでも、伝統工芸のコンクールに出展するとのこと。

「伝統とは守るものではなく、進化するべきもの」

技術を後々まで伝えることは大事だけど、その技術を使って新しいものを作らなければ意味がない!
との信念に基づき、彼の言うところの「面白いもの」を、さまざまな技術を使って表現したいのだそうです。

彫、漆、象嵌、螺鈿。
さまざまな技術を使って、今までにないものを作るそうです。
キャスパーさんは、ご自身が考案したという透かし螺鈿という技術をお持ちです。
透かし螺鈿を使って作った竹製のZippoを見せてもらいましたが、螺鈿を透かして金魚が泳ぐ意匠で、とっても涼しげでした。
目下特許出願予定とのとことですので、写真はNG。

今回製作中の作品はこちら。
071101.jpg


蓮畑にて夕日に手を振る化け猫です。
まだ彫の途中ですので、完成は遠いですが、上記の技術を惜しむことなく使って仕上げるらしいです。

職人気質のキャスパーさん、商いは少し不器用なところがありますが、こと製作仕事となると、何時間でも休まずに作品に没頭しています。

店主は商人、1を2にするのが仕事。0から1を生み出す術を知りません。
しかしなぜか、店主の周りには絵描き、物書き、職人、作家など、0から1を生み出す人たちがたくさんいます。

もしかしたら自分にないものを持つそういう人たちを求めているのかも知れません。
出来上がったもの勝負、一切誤魔化しが効かない世界です。
だから、ものづくりをしている人たちは、どこか捻くれている割に一本気な性格。

今日もどこかで何かを生み出している誰かさん、店主はあなたを応援しています。


頑張れ!

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