祇園祭のジンクス☆思い出編☆

今日は祇園祭宵宵宵山。
今日から3日間、各山鉾は豪華に飾られ、祇園囃子のコンチキチンの中、歩行者天国となった四条近辺は、黒山の人だかりとなります。

「祇園祭に行ったカップルは別れる」

こんなジンクスをご存知でしょうか。
京都では結構有名なジンクスですが、なぜこのようなジンクスがあるのでしょうか。
今日はその辺りを検証してみましょう。



さて、日本三大祭に数えられるこのお祭も、京都のキッズ達にとっては単なる地元の祭。
1学期の期末試験も近づいた7月頭、京都のキッズ達の間では祇園祭の話題で持ちきりになります。
鉾や屏風祭など、文化的な話は一切なく。何の話かってそりゃ、「誰と行くのか?」これに尽きます。

小学校の頃は親に連れられて行った祇園祭も、中学に入ると友達同士で行くようになります。
最初は5~6人の男女混合グループで遊びに行くわけですが、ちょっとませた連中になりますと、いわゆる男女二人で行くようになりまして、若人達にとっては気になるあの子を誘うチャンスでもあるのです。

「お前祇園どうすんねん」

この台詞は7月京都の風物詩。

まあ中高時分というのは、モテる奴ってのは大概決まっておりまして(男女共に)、順当なところは順当にペアが成立していくのですが、そこからがお楽しみ。
店主は往時、硬派を気取っておりまして、平たく言えばもてなかったため、余り物の店主は同胞の友人とともに祭に繰り出して徘徊していたのです。

祇園祭というのは不思議なもので、何万人もの人出にもかかわらず、面白いように友達に会うのですが、我々負け組み男子の目的は一つ、同級生の意外なカップル情報を入手すること。
身動きが取れないほどの人出ですので、向こうさん達も我々の姿を確認後、機転を利かせて他人の振りをするなどという余裕などなく、あえなくフライデーされてしまうわけです。

恥ずかしそうにしているご両人をニヤニヤ眺めるという趣味の悪い行為は、確実に負け組みであるはずの自分たちに、一瞬でも優越感をもたらしてくれるのです。って全然硬派じゃねぇな。

そして次の日には、志を同じくする別のグループと蜜に情報を交換し、瞬く間に校内に口伝で打電します。
時には独身の先生のデートも生徒によってすっぱ抜かれ、スクープとして扱われます。

特に意外性のあるカップル達の仲は学校中の知るところとなり、まだ付き合ってもいないのに冷やかされたりするため、どうにもお互い気まずくなり、次第に疎遠になっていく、というパターンがしばしば見られました。

これが、冒頭のジンクスにつながっているのではと店主は推察いたします。


我々もカップル達も、若かったんです。
若さゆえ、必要以上に面白がってしまった我々。
若さゆえ、相手を守るということの意味を知らなかったカップル達。
でも、若さを理由に許される範囲の過ちです。

祭の華やかな喧騒の中、ドキドキしながら手を曳き曳かれる子供以上大人未満、友達以上恋人未満の二人。
ジッタリンジンの名曲「夏祭り」そのままの世界。
最高じゃないですか。


今日から三日間、そんなドラマが其処彼処で繰り広げられるのです。
若いっていいね~。

コメント

not subject

その推察面白い!
笑っちゃったよ~v-8
今日から本当に街の中は浴衣人ばっかりですよ

not subject

CHOKOちゃん

ありましたよねーこんなジンクス。
意外な二人は祭の華。
しかし浴衣の人、増えましたねー。
非公開コメント

プロフィール

おはりばこ店主

  • Author:おはりばこ店主
  • おはりばこ店主です。
    花嫁さんや成人式・卒業式、七五三などのハレの髪飾りやかんざしを、京都からお届けします。

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索