のぼれませんでした

人生初の舞妓遊び。

嗚呼、憧れの舞妓はん。
我が部屋に飾られしこの掛け軸を、
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眺め恋慕すること幾千夜。
所謂お茶屋さんではありませんが、ついに「一日若旦那体験」です。

事の成り行きをカンタンに説明しますと、店主を普段から懇意にしてくださっているとある御仁の行きつけの小料理屋さんにて、舞妓さんを呼んで一席設けようという企画が持ち上がり、勘定合せとして一見にもかかわらず店主にぽとりと牡丹餅が落ちてきた、という次第。

京都最古の花街、上七軒よりやってきたのは、その晩初めて葦笛を披露するという「市まめ」はんと、もうすぐ芸妓になるという「梅しづ」はん。

まずは料理に舌鼓を打ち、市まめはんの葦笛、梅しづはんの舞と続きます。
と、ここまでは良かったのですが、飲めない酒を格好付けて飲んだ店主、
(一見なんやから大人しく)という当初の決意はあっけなく霧散、笛の音と優雅な舞とアルコールによって鉄腸はすでに蕩け放題。

舞妓はんとおしゃべりに興じるにつれ、紅顔はいつしか厚顔に変わり、鼻の下は伸びきり、連れてきてくださった御仁の顔を潰しかねないやにさがりっぷりを公衆の面前で晒す醜態ぶり。

仕舞にはツーショット写真タイムに進んで手を挙げて写真に納まりる始末。
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暗くて店主の顔が良く分からないのが唯々救いです。

この後女将さんがご自身のデジカメで撮ってくださったのですが、その写真というのが梅しづさんに髭を触られ糸目でご満悦という、ベッドの下にでも隠しておきたいほどの恥ずかしい代物。
こんな写真が流出しようものなら即おはりばこの危機です。
まぁブブカも絶対に買ってくれませんし、せいぜい結婚式の二次会で使うくらいでしょう。

宴も酣、満面の笑みで店を辞し、店主の「一日バカ旦那体験」は終幕となりました。

帰宅後、宴の余韻にしばし浸るも、酔いが醒めるにつけ、自分の醜態ぶりを思い出し、徐々に凹む店主。
布団にくるまっても、さっきまで舞妓はんにえらく饒舌だった自分がフラッシュバックし、何度も「アー」と呻いて記憶を消す作業に追われ、夜半まで眠れぬ夜となりました。


結論:
自分には20年早かったです。
完全に場に飲まれ、自分を失い、そのことにすら気付かず、後で凹む。
器が足りませんでした。というよりそもそも先立つものもありませんが。

大人の階段は、思っていたよりも急勾配でした。

しかし、それが分かったことは収穫です。
決して高い授業料ではありませんでした。いや、十二分に楽しみました。
明日辺りになればきっと開き直っていることでしょう。
なんらいつものパターンです。


いい体験が出来ました。
連れて行ってくださり、ありがとうございました、キャスパーさん。



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コメント

not subject

随分リア充だなーと思ったらこんなオチがwww
イ㌔

not subject

あーー!!お軸ちゃん…!おはりばこさんとこお嫁に行ってたんですね(´▽`)
きゃわいいですよね・・・ そのこ大好きでした

not subject

いや良い経験ですね
うらやましい限りですよ
満月に舞子さんと飲めるなんて最高だなあ

not subject

京都の花街といえば、祇園といいますが、
実は、上七軒のが格が上なんですよね。

その昔、西陣の旦那衆が上七軒で粋な遊びをされたんだと
今なおその雰囲気が残る場所が多々ありますね。

いつか、手作り石けんで「京都ブランド」の仲間入りをし、上七軒までいかなくとも、お茶屋で粋に過ごしてみたいです。

そのときはぜひご一緒に!
いつになることやらw

not subject

殿方のみならず女にとっても憧れる存在です、舞妓さん。
いやぁー、うらやましい!
でも実際にそんな状況になったら
ソワソワもじもじしてしまうんだろうなぁ。

素敵な体験なさいましたね!

not subject

今回笛を吹いてくれた市まめさん、ブログをやっているようです。
http://ichi.dreamblog.jp/

ばばーる

やかましわ。
勘違いせんかっただけでも偉いと思ってくれ。


しほちゃん

この子、一目ぼれでした。(多いな)
店主の中で「萌え」といえば、この子を指します。


masuさん

いいでしょー。
将来、まかり間違って儲けるようなことがあれば、masuさん一緒に行きましょう!


こももこさん

上七軒のほうが、隠れ家っぽいですよね。
観光化されてない、秘密の雰囲気で。
奥の路地に入ると、特にそれを感じます。

私もいつかお茶屋さんへ行ってみたい。。。
死ぬまでにいけたらいいです。


しらたまさま

そうなんです。
もじもじしてしまうはずなんですが、なぜか気が大きくなり、饒舌に口説いて(?)ました。
もちろん空回りでしたが・・・

もうちょっと大人になってからにします。

not subject

ま、階段はゆっくり登って行きましょう!
俺は30段位落ちて来ました…登りなおしや~。

not subject

タカくん

30段転げ落ちて傷だらけでも、それでもアブサン垂らしてるタカ君が好きです。
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プロフィール

おはりばこ店主

  • Author:おはりばこ店主
  • おはりばこ店主です。
    花嫁さんや成人式・卒業式、七五三などのハレの髪飾りやかんざしを、京都からお届けします。

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