山陰妖怪紀行

往時は時間を見つけてはいろんなところに出かけていたものですが、仕事を始めてからというものほとんど京都を出ることが無くなってしまいました。

京都は大都市ではありませんが、娯楽・観光・ショッピングと一通り揃っており、特に、店主が欲しいものや見たいものは京都にありますので、あえて外に出ることもいらんか、と地元で完結させてしまっているのです。

しかし、それではいかん。
店の主たるもの、小さく纏まっていてはいけません。
世の様々な物事を見聞し、身に修めねばなりません。

というわけで、この前の木曜日は日帰り山陰弾丸ツアーを決行してきました。
目的地は米子。
京都南ICから吹田JCTで中国自動車道に乗り換え、落合JCTから米子道を走り、終点までというルートです。

日本に野生のアライグマいたとは。
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野生化しちゃったんでしょうか。

朝6時半に出発し、午前中には米子に到着。
一応仕事、のようなものを予定に入れていましたが、10分で終了させた店主、あとは一日自由時間イヤッホウ!

砂丘で駱駝と戯れるか?
筒描染め工場を見学するか?
はたまた足を伸ばして出雲大社へ八百万の神さん達にご挨拶に行くか?

逡巡の末たどり着いたのは妖怪の町境港市。
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タクシーの提灯からしてイカしてるぜ!

うわさの水木しげるロード、平日だからなのか見事に誰もおらず、寂しい観光地の様相。
カッポ闊歩と歩いてみると人より妖怪の方がたくさんいるくらいで。
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砂かけ婆に

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ねずみ男、

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オヤジもぐるぐる回ってます。

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知る人ぞ知るサラリーマンの山田さん。驚き専門の一般人です。

こうして新しく作られたものと、古くから残っているものの対比が、
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あるときを境に再び動き出した港町であることを如実に示しています。

そして到着水木しげる記念館。
市が料亭丸ごと買い取ったというこの施設は、思ったよりも手の込んだ作りで、境港市の妖怪町興しにかける意気込みをビシビシ感じさせるものでした。

ロビーで休憩中、もうすぐ公開されるという実写版映画鬼太郎の予告編を延々見ていたのですが、この鬼太郎ハウスの景色、どこかで見た気が・・・。
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はっ!
この池は京都の穴場キャンプスポットである某池!
友人の銀輪屋が去年目撃したツリーハウスは鬼太郎ハウスだったのか。

小さな感動とともに記念館を出て、港にある寿司屋(回る)で遅めの昼ご飯。安いけど旨いね。
腹が膨れたらやることといえば・・・

浜辺に向かい、車からどこでも昼寝セットを引っ張り出して、
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日本海を眺めながらごろ寝。

帰りの高速道路に備え、ちゃんと寝ておかなきゃね。
米子道はぜんぜん車が走っておらず、ご機嫌なスイスイ具合。
「米子道は俺様が貸しきったぜ!」
なんて思ってたらいきなりサイレンの音とともに

「そこの車、左によりなさい」

ぎゃふん。
一体俺が何をした?

「走行車線に他の車がいないにもかかわらず2km追い越し車線を走った違反」
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なんていうマニアックな違反切符を頂戴しました。

はい、スミマセン。
米子道は店主の道路ではありませんです。


そんなわけでこの違反切符を1名様にプレゼント!
ではなくて、鬼太郎一筆箋東海道五十三次京都編を1名様に!
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日本のアンダーグラウンド山陰、もう一度腰を据えて行きたいもんです。









コメント

not subject

旅行はいいですよね。
楽しんだ旅行も最後には6000円の罰金はいたいですね。

次は四国進出してください。
高知はかつおのたたき、愛媛はとべ動物園、香川はおうどん、徳島は阿波踊りと、満載です。

not subject

ははは。

確かに店の主たるもの世に出て、己の甘さを、寒風に晒さねばなりません。

凡々可笑しく書かれた記事でありますが、店主様のすばらしい男っぷりがにじみ出ていて、いままでの記事の中で一番よかったなぁと感動感動です。

また、のぞきにいきまぁす。

「店の主」ってなに?いつも自問自答。それだけじゃどうにもなりませんものね。

GWがんばりましょう。

not subject

「どこでも昼寝セット」ってなんだかドラえもんの道具で出てきそうですね(笑)
波の音を聞きながらの昼寝は最高だったでしょう。
春の潮風と優しい陽射しでリラックスできたでしょうか?

*^^*

充実したお休みをお過ごしになられたようで何よりです。実は私、大の怖がりで特にげげげの鬼太郎は…><今回の記事は、ブルブルなりながら見させて頂きました。。。5歳位の時にエキスポに連れてもらい、げげげの鬼太郎大お化け屋敷に行って延々泣いたあげく出口目前で、抱きかかえられた私の顔に何か冷たいぬるっとしたものがベチーーン!!と。ウギャー!とはらい除けるも何度も顔面に当たり大泣き…。。。(←犯人はこんにゃく)その事が未だにトラウマになっております。さらに、その数日後に家でテレビを見たまま寝てしまい、起きると真っ暗な部屋にテレビだけが付き「♪げ、げ、げげげのげ~」と。また大泣きで家を飛び出しました。覚えているもんですね~。長々とすみません。

not subject

ともあき様

これも自業自得と諦めます。
残念ですが。
四国、なかなか行けずにいます。
20台の間に阿波踊りに行きたいのですが・・・
今年はまだめどがつきそうにありません。


店番様

裸の王様についついなってしまいがちな店の主。
裸であることを知りつつ、それを楽しませる人間になりたいです。
あとどのくらいかかることやら・・・。
これからも勉強させてくださいね。
例のブツ、ありがとうございました。
今からとても楽しみです!


しらたま様

どこでも昼寝セットは、店主の車に常備されている、寝袋にも敷布団にもなる便利なアウトドアグッズと、ブランケットです。
波の音、釣り人の隻影、心地よい風。
普段海が近くにないだけに、とても素敵な時間でしたよ。


ぴょん吉様

5歳でお化け屋敷、そりゃトラウマになるのも無理がありません。
そういえば、今回の旅で河鍋暁斎の妖怪の絵ばかり集めた本を買ってきましたよ。
元祖水木しげるというような、明治時代の暁斎という人です。
ぜひお店にいらしたときはご覧になってください。

って意地悪かな?
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おはりばこ店主

  • Author:おはりばこ店主
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    花嫁さんや成人式・卒業式、七五三などのハレの髪飾りやかんざしを、京都からお届けします。

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