大文字夜の特別拝観

日本人なら誰もが知っているであろう、京都の五山の送り火。
その中でももっとも有名な如意ヶ岳、通称右大文字って、実は誰でも上れるってご存知ですか?
送り火の当日以外なら、いつでも誰でも登ることが出来るのです。

登山といってもある程度整備された山道で、鼻歌4曲も歌ってる間に火床にたどり着ける、超初心者用ハイキングコース。
大文字は眺めるだけのものではなかったのです。

古来煙と阿呆は高いところがすきなんていわれていますが、登る阿呆と見る阿呆なら断然前者だろうという根っからの阿呆7人が集まり、風呂敷におにぎりを忍ばせて夜の特別拝観に繰り出しました。
季節は初夏。
寒くもなく、暑くもなく。
5月の夜を味方につけて、いざ出発!

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銀閣寺の参道から奥に進むと、山道が現れます。
あとは煙の如く上へ上へと登っていくだけ。
途中までは沢の側を歩きますので、落っこちないように気をつけて。
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20分ほど歩き続け、そろそろ息も上がってきたかなと思った頃に、階段が現れます。
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ここまで来れば、もう一頑張りです。
火床、火床!

階段を登りきると、山の神様からのご褒美が目の前に!
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火床は広く拓かれていますので、北は岩倉から南は大阪まで、この景色を誰もいない大文字で独り占めできます。
七人の夜の盗賊団、気分はすっかり石川五右衛門の如し。
「絶景かな絶景かな」
ちなみにお昼の眺めはこんな感じ。のはず。
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阿呆と呼ばれたってかまいません。
月と京都の夜を鷲掴みできるのですから。
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暑くなった体を冷やすそよ風を受けながら、火床に腰掛けてお弁当タイム。
こんなにうまいおにぎりはそう食べられるものじゃあありません。

「友よ、あれが京の灯だ」
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拝観料タダ、観光客ゼロの夜の特別拝観。
お代は自分の足と、山の神様への感謝の気持ちだけ。
登るときの苦労なんて、1秒で吹き飛びますから・・・。




【夜間拝観の注意点】

●簡単な山道とはいえ山は山。3人以上のパーティを組んで、歩きやすい装備で出かけましょう。
●女性だけの夜道歩きは危険です。必ず男性も同行しましょう。
●山にごみを残して帰るとバチがあたります。来た時よりも美しく!
●当然地上より少し寒いです。防寒具・雨具をお忘れなく。
●熊よけの鈴をつけて登りましょう。
●受付もガイドも保障ありません。すべての行動は自己責任で。






コメント

not subject

熊よけの鈴・・・って熊でるんですか?
キャンプするなら命がけですね(しちゃいけないのかな)

そんな場合のこんな便利グッズどうでしょうか。
http://kayoudayo.jp/yomi01/060321/m_4_5.html
・・・え?ダメ?

not subject

京都市は周りがすぐに山ですから、神戸のように実は登山・ナイトビューに適したスポットなんでしょうね。
(前に「伏見稲荷の裏山~将軍塚~東山~銀閣寺あたり」縦断ルートを挑戦して死にかけました)
誰もいない自然の夜の中の景色とごはん・・・素敵ですね!

でも暖かくなって、熊ももう出てきそうです....
対策ならこんなグッズもあります。
http://www.cospa.com/detail/id/0000010103




こう、「木を隠すには森の中」、です、よ?

not subject

しらたまさま

すばらしいグッズだ!
こんな寝袋を待っていた。
しかし高い!しかし欲しい!


祥悠様

京都は山だらけですよ。
五山の送り火のうちの一つ、船山も登れます。
店主は嵐山に夜中に登って死に掛けたことがあります。

りらっくまスーツ、折りたためて携帯できるのならぜひ欲しい!
寝袋代わりにもなりそうですしね。

でも熊は仲間だと思わないでしょう 笑
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