ええじゃないか

スタッフアサミが伊勢志摩に行ってきた、と土産を携え出勤してきました。
手には渦中の赤福が。

店主の祖父の田舎は伊勢で、一説によると伊勢には北井さんがたくさんいるとかいないとか。
祖父が里帰りすると、必ず土産に赤福を持ってきてくれたものでした。
残念な偽装はありましたが、みんな復活を待ってたはず。
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頑張って欲しいものですな。


伊勢といえば、お陰参り。
伊勢神宮は、日ノ本に生まれたからには一度は目指したい聖地です。
江戸時代にはお陰参りが大ブームになったそうで、ピーク時には日本の人口の5分の1近くが一年の間に詣でたとか。
当時は休暇などなかった時代にもかかわらず、農閑期の農民はともかく奉公人、果ては丁稚までもがかってに仕事をおっぽり出して、お陰参りの列に混じって行ったそうな。

イスラム教のメッカ巡礼のような、ストイックな修行の旅ではなく、息抜きを兼ねた観光のようなノリでわいわいがやがや聖地を目指す巡礼者たち。
仮装をしたり、鳴り物を携えお囃子を立てながら練り歩いたり、果てはどんちゃん騒ぎが行き過ぎて、卑猥な言葉を書いた幟やお囃子まで登場する始末。
街道筋の人たちも、お陰参りの集団には良くしていたそうで、路銀や道具を与えたりしていたそうです。

金が尽きれば宿屋で働いて路銀を作り、また次の町を目指す。
移動のときはみんなでワイワイ囃しながら街道を集団で練り歩く。
ピークの松坂では、道を横切ることすら出来ないくらいの集団が街道を埋め尽くしていたんだと。

まあ想像しただけで楽しそう。
さしずめ江戸時代版長距離ラブパレードといったところでしょうか。
そしてお陰参りは、日本史上最大の伝説的フリーパーティ「ええじゃないか」へとつながっていく・・・

空からはお札が降り、街道では打ちこわしを恐れた商人から食べ物・道具が振舞われ、抑圧された世紀末的幕末の世を、「もう踊るきゃない」と開き直った民草が、ええじゃないかええじゃないか。

さりとてはおそろしき
年うちわすれて
神のおかげで踊り
ええじゃないか
日本のよなおりは
ええじゃないか
豊年おどりは
おめでたい
日本国へは神が降る
唐人やしきにゃ
石がふる
ええじゃないか
ええじゃないか

参加者の刹那的解放感たるや想像を絶するものだったのでしょう。
我々の祖父さんの祖父さんの祖父さん達は、かなりいいぶっ飛び方をしていたようです。

店主にその血は残っているや否や。

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