SOUND TEMPLE Vol.2

今ではとても敷居が高く庶民とは掛け離れた場所になってしまったお寺さんですが、もともとは庶民の寄り合いの場所として、様々な使われ方をしていました。

公園、寺子屋、相談所、演芸ホール・・・
町衆みんなの先生としてお坊さんがいて、寺という空間をみんなでシェアし、役立てられていたのです。

自然と人が集まり、自然と文化が発信される。
今ではお寺の役割はかなり狭く格式高いものになってしまいましたが。

それでも、京都ではよくお寺でライブなんかをやっています。
落語発祥の寺として芸能のご利益があるとされる誓願寺や、「黒谷さん」の呼び名で親しまれる金戒光明寺などでは、寺主催ではなくアーティスト達の手による身近なライブが行われています。


そんな中でも異色のイベントが、明日仏光寺で行われます。
ラインナップはとても雑食。
08031401.jpg

08031402.jpg

DJ、ライブペインティング、仕舞・謡、落語、雅楽・尺八・邦楽、お茶、ご飯。

こうして言葉の響きだけを聞いていると、聴いたことも見たこともないのに無意識に先入観やイメージに犯されて、勝手にカテゴライズしたり格の上下を決めてしまったりしてしまっている文化がずらり並列に並べられており、違和感を感じてしまうかもしれませんが、そもそも皆等しく表現であり、アートであるわけで、ここは一つ感性のギアををニュートラルに入れて、ありのまま見て聞いて感じるのが正解なのでしょう。

サブカルチャーもメインカルチャーも、今も昔も、音も光も、絵も映像も、人に聞いたり教えられたり、本や画面で見たって結局大事なことは何一つ分かりません。
これらを寺という一つの大皿の上に全部乗っけて、見る側と演る側一緒になって平らげてみたら・・・面白いことになりそうな気がします。

お寺さんも、若い世代が面白いことをやってるなぁ。
こりゃ自分も負けてられません。
と、思わせるイベントなんで、店主も仕事が終わり次第、頭をニュートラルにして馳せ参じようかと思います。

いける方はぜひ行ってみてください。

コメント

not subject

ライブペインティングと落語とご飯が気になります。
いいなぁ京都。

not subject

落語、とてもよかったです!
古典だけど、難しくないチョイスで、みんな笑ってましたよ。
はなみばこでも落語をやりたいなぁ。
非公開コメント

プロフィール

おはりばこ店主

  • Author:おはりばこ店主
  • おはりばこ店主です。
    花嫁さんや成人式・卒業式、七五三などのハレの髪飾りやかんざしを、京都からお届けします。

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索