京町家の耐震性

京都新聞で、気になる記事を発見。
築70年超の京町家は大きく変形 京大などが兵庫の研究所で耐震実験

築70年の京町家を振動台に乗せて揺らし、耐震性を調べるという実験がこのたび兵庫県の防災研究所で行われたとのこと。

移築した町家と、耐震構造の新築町家を並べて実験したところ、震度6で移築した京町家は壁が崩れてしまったそうです。
一方、耐震構造の町家は大きな損傷は無かったということです。


では、やはり京町家は地震に弱いのか?
そこが肝なのですが、「壁が崩れた」という情報以外は記事から読み取ることができません。
柱や梁は大丈夫だったんでしょうか。

先の大地震で震度6強を経験しているすべての京町家にとっては、6強では崩壊しないことが実証されているのですが、壁が崩れてしまうほど大きく揺れてしまったことは心配です。

しかし!
町家に住むものから一言言わせていただければ。
この実験には一つ大きな落ち度があるように思えます。

実験の様子をご覧あれ。
111101.jpg


実際の京町家との大きな相違点があるのにお気づきでしょうか。
それは・・・

そう、連棟になっていない!
京町家の多くは、家が何軒もくっついて並んでいます。
くっついているだけでなく、隣どおしの家の柱を共有していることも珍しくありません(現におはりばこはそうです)。

例外を除き、京町家は路地から路地までの間の家はすべてくっついているものなのです。こんな風にね。
110601.jpg


だから、本来はこんな細長い建物ではなく、平べったい建物をいくつもの世帯で割っている感覚なんです。

まるで「人」という字のように支えあって建っている京町家。

鯖寿司を思い浮かべればよくわかりますね。
一人前を並べたのが京町家の並び。
今回の実験は、そのうちの一切れだけ取り出して揺らしてみた、ということになります。

京町家震動台実験研究会のウェブサイトに行けば、実験の様子を動画で見ることができますが、こんにゃくのようにゆれています。
これだけゆれているということは、振動を逃がしている、ということにはならないんでしょうか?ポジティブすぎ?


とまあ今回は町家を擁護してみたのですが、現実には、両側が取り壊されてしまい、一人がんばって立っている京町家もたくさんあります。
美的景観と、免震の間での葛藤、これからも続きそうですね。


あぁ、鯖寿司食べたくなってきた。

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