とてもとても残念なお知らせ

春分の日を迎え、ますます春めいてきました。
はなみばこまであと2週間、おはりばこ前の桜も蕾がぼちぼち開いてきて、道行く地元の人々もこの桜の開花を待ち遠しそうに見上げています。
そんなある日のこと。


桜の木の前に植木屋さんの車がやって来て、何を始めるかと見ていたら、こともあろうに桜の枝を切り始めました。
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無残に切り落とされた桜の枝。
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なぜこのような事態になったかというと。

このまえ、この桜の木の枝が道に落ちていました。
桜の木の老朽化により、一部の枝が枯れて折れてしまったのです。
たまたま通行人がいなかったから良かったものの、もし誰か歩いていて枝が落ち、事故になったら・・・
これはまずい。どげんかせんといかん。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

そうだ、枝を切ろう!


紫野の隠れた風物詩となっていたこの桜、当然ご近所さんからは反対の声が上がりました。
少し前まで管理なさっていたとある庭石屋さんが掛け合ってくださったそうなのですが、

「事故が起こってからでは遅い。もし事故が起こったら補償できるのですか?」
といわれてしまったとか。

はい。ぐぅの音も出ませんです。
責任の無いわれわれには桜を切るなという権利はありません。
それはみんな分かりきっていることです。

でもね、分かってても、花が咲く前に切るなんてひどいじゃないか、っていう人情が勝ってしまうのも分かりきったこと。

「なんで桜もうすぐ咲くのに今切んの?なんで?なんで?」
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「なんで?」

犬には分からない大人の事情、それはお彼岸。
お彼岸になると当然大徳寺は檀家さんでごった返します。
大徳寺の駐車場に植わっているこの桜、もし駐車場に停めた檀家さんに当たった日にゃ、大問題です。

そんなわけで、おはりばこに向かってぐーんと伸びていた枝はなくなってしまいました。
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白く光っている部分、全部なくなりました。
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でもおはりばこはライトアップを敢行します!
この桜は地元の人たちの年に一度の楽しみなのですから。
誰もいない、無音の夜桜を楽しめる数少ない場所なのですから。


切られた枝から、いくつか小枝をもらってきてあります。
せめて一部でも、少しでも咲かせてあげられるように。
はなみばこで、それを活けてご覧に入れます!


去年までより少し寂しくなりますが、皆様。
心に花を咲かせてお越しください!

夜桜帯留を着けて!
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