日食旅行顛末記 鹿児島~枕崎編

7年越しに希った日本での日食がついにやってきました。

目指すは屋久島→トカラ列島の中ノ島。
まずは、九州の南端枕崎岬です。ここへ21日正午に待ち合わせという段取りです。

20日夕方に出発し、18時に鹿児島空港到着。
その日は鹿児島駅前で一泊しました。
鹿児島駅から枕崎駅まで電車で行くには、一日二本しか運行がありません。
1本目は、午前4時50分発、午前7時30分着の電車。
それを逃すと、夕方まで無いという理不尽なダイヤグラム。

暗いうちに起き出して、誰もいないJR指宿線に乗り込み、南を目指します。
指宿にて枕崎線に乗り換え、今度は西へ西へと向かいます。

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着きました!
JRの南の終着駅、枕崎駅です。
ここで、今回の旅の言いだしっぺ、あめしゅうに連絡し、迎えに来てもらいます。
港に到着し、海水プールでまどろみながら船の到着を待ちます。

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暫くして船が到着しました。
そうは大きくない漁船ですが、自分たちを島へ運んでくれる海の足です。

しかし、この船を手配してくれた船長の口からは、ネガティブな言葉が続きます。

このところの悪天候で、沖は大シケ。天草からここまで辿りつくまでも、かなり厳しい道程だった。とても屋久島まで渡れる海ではない。明日までに凪げば船は出すが、今の状況だと無理・・・。

覚悟はしていたものの落胆する一同。
天気のことはどうしようもありません。
仕方が無いので、開き直って甲板で酒盛りです。
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明日の海が凪ぐことを願いつつ・・・


翌朝。
バケツをひっくり返したような雨。
天気予報も、降水確率90%という非情な数字は変わらずです。
船長の判断により、船は出さないことになりました。

午前9時半、日食が始まる直前になって雨は止みましたが、依然分厚い雲に覆われ、太陽の姿は確認できません。
雲の上では太陽が欠けはじめているはずです。

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午前10時過ぎ。
群雲から太陽が顔を覗かせました。
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薄暗くなった空に浮かぶ三日月の太陽です。

どんどん欠けていく太陽。
枕崎は、食分98%くらい。
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最高時には、パイン飴の食べ終わり間際のような、ぽっきり折れてしまいそうな太陽になりました。
あたりは薄暗く、気温は明らかに低下し、今にも月にすっぽりと覆われてしまいそうな太陽でしたが、当然ながら完全に隠れることなく、月は通過していきました。

無念。
人生二度目のダイヤモンドリングは拝めませんでした。
どうしてもダイヤモンドリングを見せたい人がいたのですが、その願いは十数キロ届きませんでした。

しかし、皆既日食は、今回の旅の通過点。
後の祭が面白いのですよ。旅というのは。


続きます。

コメント

あ~やっぱり船出ませんでしたか(ノ△T)
でも、ご無事で何より。おかえりなさい\(^ー^)/
雲の切れ間から少し顔を出した三日月のようなお天道様…神秘的で美しいです

羽月が産まれた夜の月も、こんなふうに細い月でした

次の日記も楽しみにしています

not subject

ひでまくん、まいど、Pです。
皆既日食見れずに、残念やったけど、なんだかんだ面白い旅行やったわ。
イースター島は、無理として、26年後北関東で待ってるよ。

not subject

羽月母様

残念ながら船は出ませんでしたが、素敵な中間達と日輪を拝むことが出来ました。
羽月ちゃんはお名前に月が入っていますね。
やはりご本人も、お月様には思い入れがあるのでしょうか。


Pちゃん

良いたびをありがとう。その後どうでしたか?
26年後とは言わず、2012年に再びオーストラリアの大地を踏みます。
ケアンズで会いましょう。
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