新しい暖簾が上がってきました

おはりばこ移転依頼、丸4年にわたって間口を司ってくれていた二代目暖簾ですが、長年の風雨に曝され、色褪せ・破れが目立ってきてしまいました。

そんなわけでつい先日三代目の暖簾を発注しました。
お願いしたのは、二代目と同じ「みつる工芸」様。

初代暖簾は、「京都 西陣 おはりばこ」と染め抜いたシンプルなもの。
二代目暖簾は、柿渋でグラデーションに染めた上に、雪輪の大きな紋と、左隅に「京都 西陣 おはりばこ」の文字を紅殻で染めたもの。

さて三代目、どのような姿形にしたものか。
考え抜いた結果、はずせない3つの条件が揃いました。

1生平の麻地を使う
2何屋か一目で分かる
3雪輪に兎は入れる

おはりばこ界隈は、古刹の門前町という土地柄だからでしょうか、シンプルな生平の暖簾を使ったお店が多くあります。
シンプルで粋なんですよね、生平の暖簾は。

二代目は、紋と屋号だけでしたので、何屋か分かってもらえず、すこしもどかしいところがありました。
ですので、三代目にはしっかりと何屋か宣伝してもらわないと。

雪輪に飛び兎の紋所は、おはりばこオープン当初から使っていますので、やはり愛着があります。
ただ、可愛らしすぎるきらいがありますので、そこをうまく粋に馴染ませられるようにしたいわけで。


というわけでデザインを考え、みつる工芸さんにお渡ししたデザインがこちら。
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生平地に紋所を茜で薄赤く染めていただき、文字・屋号は藍で染めてほしいとお願いしました。

そして本日、2週間を待たずして納品に来て下さいました。
09080501.jpg
素晴らしい。
イメージどおり、注文どおり。
可愛らしさと粋さ加減が思ったとおり、良いバランスで仕上がっています。
何屋か一発で分かります。

09080502.jpg
藍の部分は、「顔料刷り込み」という技法で染めていただきました。
藍で染め抜くよりも、顔料がしっかりと生地に乗りますので、堅牢で長持ち、そしてはっきりと映ります。
大きさも前回より一回り小さくして間口の尺に合わせ、二連から三連に枚数を増やしてくぐりやすくなりました。

三代目暖簾になり、引っ越して丸4年。
今後ともよろしくお願いします。


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