祝言の一日その一 朝の準備~挙式編

さて、遅くなりましたが2010年2月20日祝言当日の流れをアップして行こうと思います。
せっかくですから、どこに何をお願いしたのか、その価格も公開出来るものは公開して行こうと思います。
みなさんの参考になれば幸いです。

まずは朝一。

思いのほかよく寝ることができ、さわやかに目覚めました。
お嫁さんは先に家を出て頭を結いに、祇園の方へ。
頭は地毛で日本髪!というカミさんたっての希望で、「エメラルド美容室」さん。
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すでに喜狂家のイベントで何度も日本髪を結ってもらっている先生ですので、勝手知ったるもの。
文金高島田より、勝山髷が似合うわよ、という先生の助言により、勝山髷を結ってもらいました。
なんと40分というスピード仕上げ、しかも油をつかわない新日本髪の手法ですから、頭も疲れないそうです。
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その後お嫁さんは上賀茂神社近くの私の友達の家に。
この友人は、私が風呂屋で知り合った外国人で、社家のならびにある数寄家造りの平屋に住んでいる学者さん。
ご好意で着付けをさせていただけることになりました。
わざわざ縁側に緋毛氈を敷いて待っていて下さっていました。

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白無垢は、西陣のエースブライダルさん。
私の家紋が三階松、お嫁さんが下がり藤なので、モチーフの基本を松藤でこだわっていたのですが、偶然にも松藤の白無垢をお持ちでした。
しかも正絹、なんと一式レンタル5万円!
式場のレンタルがウン十万なのを考えると(しかも化繊で)、ここが一番の節約になったかもしれません。
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この浮世離れした草庵を門出に出来たことは、本当に幸せでした。
花嫁が、世俗を離れたところで文字通り花となったのですから。

着付けは、大阪のかぐやさん。
この日は合計4回着物を着せて下さいましたが、限られた時間の中でとても美しく着付けてくださいました。
お茶目で背筋のきりっとした、美しい方です。


式は12時からですので、私は10時頃実家に帰り、自分で黒羽二重五所紋付羽織袴に着替えます。
この一揃えは、長年の夢だった「えいたろう屋」さんで誂えたもの。
浴衣以外の人生初誂えは、黒紋付でした。
袴を入れて三十数万円の買い物でしたが、一生ものと思えば決して高くありません。
良い買い物をしました。

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美容室からではなく、家から祝言に向かうのは、お嫁さんはじめ着付師さん達も夢だったそうです。
いよいよ上賀茂神社へ!
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上賀茂神社の本殿は国宝に指定されており、滅多なことでは入ることが出来ないそうですが、挙式の際は特別にこの本殿の中に入らせていただくことが出来ます。
誓詞をかまずに読み上げたのは自慢していいでしょう。
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本殿を出たところでの奇跡の一枚。(加工してません)
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この日は朝の8時から夜中の3時まで、お友達のゆうきさんがつきっきりでカメラマンをしてくれました。
この長時間の間、片時も取りのがした時間がなかったのはさすがです。
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今まで古手の羽二重しか着たことがなかったのですが、えいたろう屋さんの羽二重の質の良さは触っただけで違いが分かりました。
着てみてさらに納得。
ぬるっとしたとろけるような手触りに、引き締まった黒。
染めは贅沢して紅下で染めてもらいました。光に当たった時の光沢が、今まで見てきた羽二重とは全然異なります。

袴もえいたろう屋さんにお願いしました。
最初は、古手屋さんでいいのがあればそれにしようとおもっていたのですが、えいたろう屋さんにお任せして大正解。
コントラスト弱めの、細い縞がとても粋です。
お嫁さんは口紅以外真っ白。赤の挿し色はつかいませんでしたが、神聖な場所ではこのくらい潔い方が似合っています。
惚れ直しました。

今回大変にお世話になったおなじみ「正尚堂」の佐野さん。
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いつものあきんど顔も神聖な結界のなかではただ、一人の素直な人間の顔になります。
佐野さんは、ご覧の通りとても優しい方なのです。

黒引き、誂えの材料、その他色々ご用意して下さったほか、色々助言を頂いたり、計り知れないほど助けていただきました。
佐野さんの着物姿は貴重です。いい貫禄なさってます!

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本殿の外では、たくさんの友達が駆けつけてくれました。

羽織袴男三人で。
やっぱりここぞという時の男の羽織袴はかっこいい!
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左は、着物コミュニティ「キダオレ」を主催するトミー。
長駆に長羽織、粋な若旦那といった拵え。

みなさんとの記念撮影を終え、披露宴会場へと向かいます。


続きます。

コメント

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上賀茂神社・・・私も10年ほど前に友人の結婚式に参列した時を思い出しました。

指輪の写真、素敵です。
お嫁さんの髷もすごく綺麗。
さすが、お二人とも絵になりますね。
そして、ほんとに幸せそう^^

私は身長が高く、主人と同じ背丈なので
結婚式には洋装のみしか着ませんでしたが、
やっぱり、花嫁の方がデカくなろうがなんだろうが
和装を着ておけば良かったなと後悔しています。
お天気もよかったようで何よりですね。
続きの写真、楽しみにしています。

not subject

素敵ですね~。
チャペルで洋装しかしない私には羨ましいです。
やっぱり和装の花嫁さんは素敵ですよね~。
今からでも、お色直しに着るか?という気になります。
披露宴のレポも楽しみにしております!

今週末が結婚式の私たちもお2人のような素敵な式にしたいと思います。

not subject

衣装はレンタルしても結構な値段するものだと思いがちですが
探せば安くていいものを提供してくれるところもありますね?
σ(・(工)・★)りらも白無垢着たので懐かしいですw

二人共とても素敵な着物姿ですね?
奇跡の一枚感動しました。すごいです

最近は和装での結婚式を挙げるカップルが多いので
こういうのはお手本になりますね?

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羽月母様

いろんな皆様の御陰で、本当に素敵にしていただきました。
一生に一度、なんどこの言葉を発したか知れません。
お互い、後悔のない一日になりました。

和装の夢は、羽月ちゃんに取っておいてあげて下さい。
日本的正統派美人の羽月ちゃんですから、それはそれは美しい花嫁姿になるのでしょうね。
って気が早いかな。


桔梗様

ご結婚おめでとうございます!
いよいよ今週末なのですね。
桔梗さんが和装をしないとは、意外です。

どんな形であれ、最高の一日になることは間違いないですよ!
素敵な結婚式になりますこと、心から願っております。


りら様

ホント、情報をどれだけ探して来れるかで、抑えられるところは抑えられますよね。
逆に言うと、知らなければとんでもない価格になってしまうのも事実。
まあ、ご本人達が納得して幸せなら、価格なんてどうでもいいんですけどね。

りらさんも日本美人ですから、白無垢がよく似合ったのでしょうね。
ご主人の黒紋付姿も気になります!

このブログを見て、少しでも和装の結婚式がいい!と思っていただければ、何よりです。
やっぱり、日本人や日本の景色には、着物がよく似合います。
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    花嫁さんや成人式・卒業式、七五三などのハレの髪飾りやかんざしを、京都からお届けします。

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