第4回はなみばこレポート

毎年4月第二日曜日、やすらい祭りに合わせて開催しておりましたはなみばこ。
今年は桜の満開に合わせまして、第一土曜日に行いました。

昨年、一昨年と人があふれ、1階にまで席を作ってごたごたした経緯をふまえ、今年は少ししっぽりした雰囲気にしようと画策。
ライブ、ご飯、お酒で1500円とさせていただきました。
それでも30人のお客様に来ていただき、今年も盛り上がりましたはなみばこ、その様子をお伝えします。

10040301.jpg
今年もご飯担当は辻さんです。
昨年まではご隠居でしたので時間のあった辻さんですが、今年は足場職人としてお寺の改修に忙しい日々を過ごしているため、事前の準備がほとんど出来ない中で段取りしていただきました。
本当にお疲れさまです。

10040302.jpg
去年までの散り際の桜とは違い、満開の中迎えたはなみばこ。
昼間は例年通りの桜餅振る舞い、そして二回では喜狂家による煙管ワークショップで楽しんでいただきました。


今年の目玉はなんと言っても八重山民謡。
演者は店主の同級生のHさん。大学卒業後、石垣島で暮らしながら三線(さんしん)の修行を続けてこられました。
10040303.jpg

私たちの祝言の宴の受付をしてくれたべっぴんさんです。
10040304.jpg
八重山三線は、沖縄本島の三線とはまた違うものなのだそうです。
石垣島は、琉球王国に支配されていたという歴史があり、その民謡の中には、琉球王国に対するうらみつらみや、人頭税による悲恋の唄など、かんたんに沖縄民謡としてひとくくりに出来ない背景があるのだそうです。

着物も、琉球は紅型などの染め、芭蕉布などの織物が有名ですが、八重山諸島は八重山上布という苧麻(ちょま)の織物が特産品でした。
沖縄周辺の島々では、奄美大島の大島紬、対馬の対馬麻、宮古島の宮古上布など、優れた織物が数多くありました。
明治になってそれらの島々を支配した薩摩によって、江戸時代には幕府と取引が行われ、贅沢を禁止された江戸っ子達のお洒落着として愛用されました。
明治になってからは「薩摩上布」として献上され、評判を得たそうです。

10040305.jpg
伝統的な八重山言葉で唄われる民謡は、大和民族の言葉とは大きく異なり、Hさんの解説が無ければ何もわかりません。
改めて、日本という国が単一民族国家ではなかったことを思い知らされます。
近代化の波に呑まれ、消えて行ったたくさんの民族。
善し悪しは別として、それは事実です。
でも、こうして民謡を語り継ぐ人がいる限り、その民族が残したものや、確かに生きた人たちがいた事実は消えることはありません。

10040306.jpg
三線を斜に構え、唄うHさん。
男女問わずみんなが見とれたことでしょう。ええ、私もですとも。
明治時代に流行った女義太夫って、こんな感じだったのでしょう。

なんだかんだで2時間くらいライブとおしゃべりをしてくれたHさん。
宴の席で皆さんリラックスして、南の島の唄に思いを馳せてくれました。
良いライブでした。

10040308.jpg
10時を回ると、やっぱり正尚堂の佐野さんが駆けつけてくれて、やっぱりここからは佐野ワールド。
さすが、元カリスマバーテン。
大人の時間には欠かせない人です。

10040309.jpg
最終組は、なんだかんだで2時くらいまで残ってくれました。
色々大変ではありますが、やっぱりたまにはこういうイベントが無ければね。
今年は春に限らず何かまたイベントをやってみよう。
みんなと和で遊んでみよう。

力を抜きながら、出来る範囲で楽しくね。

来て下さった皆様、差し入れをくださった皆様、本当にありがとうございました。

コメント

去年に引き続き、今年も見事にこちらのイベントとかぶってしまいました
来年こそは参加したいです

行きたかった…

行きたかったです…記念日だったのに!!(笑)
また素敵なイベントに遊びに行きます!

not subject

koguma様

そちらは盛り上がりましたか?
こちらもしっとり盛り上がりましたよ。
来年こそは、ぜひお越し♪


大ちゃん

あれから一年だね・・・君と初めて出会ってから。


いやいや、京都に住むことになるとは思わんかった!
来年はぜひおいで。

あぅー途中から記憶がないです、ごめんなさい(;´д`)
あれ以来泡盛が怖くて飲めませんwww

not subject

HKさん

記憶がなくてよかったね♪
色々伝説残しましたねあなた。

まぁ、毎年のことですから気にせずに。
楽しんでくれたようで、何よりです!

すみません!

厠神と超フランクな付き合いしたのは覚えてるんですが…

そこから先が…(。_。;;

何をやらかしたんでしょうか…orz

not subject

HKさん

いやいや、いつも通りでしたよ。
楽しく過ごしました。


知らない方が幸せということもあるんです。
非公開コメント

プロフィール

おはりばこ店主

  • Author:おはりばこ店主
  • おはりばこ店主です。
    花嫁さんや成人式・卒業式、七五三などのハレの髪飾りやかんざしを、京都からお届けします。

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索