祇園祭出店御礼

祇園祭の出店は、今年最大の豪雨に始まりました。

堀川通は文字通り川の様に水が流れ、鴨川は床が流されんばかりに水を満たし、鼻緒はぬれて固く足を締め付けます。
テキ屋殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の3日も降れば良い。
その3日が、祇園祭の宵の宮。
初日の夕方まではまったく商売になりませんでしたが、宵々山、宵山は龍神様のご機嫌も少しは収まったようで、商いも形になりました。

結論から言いますと、本当にいい経験をさせていただきました。
店舗の接客とも、デパート催事の接客とも違うスタイルの接客を求められるのが、露天の商いです。
目の前を通り過ぎていく大勢の人たちの中から、御用とお急ぎでない方の御御足を御止めし、露天相場から見ると決して安くはない商品を、物の良さを分かっていただいた上で(←ここ重要)お買い上げ頂こうというのですから、乗り越えていかなければ行けないハードルは高く、また多いのです。

思えば5年前、おはりばこが初めて迎えた祇園祭に、お知り合いの呉服屋さんにお声がけ頂き、出店したことがありました。
なめられるわ、値切られるわ。
悔しい思いをしたものです。

それが今回は、本当に助けられました。
誰に?
おはりばこのお客様です。


「ネットでいつも買ってます」
「お店に何度も行きました」
「あ、おはりばこ、知ってる!」
「卒業式の髪飾り、買いにいきました」
「いつもブログみてます」
「顔見に来たよ~」

そんな声をかけて下さったお客様は数十人は下りません。
いつも店に顔を出してくれる常連のお客様が続々と駆けつけてくれて、一緒にお祭りの雰囲気を味わいました。

もうね、最高でした。

そして、おはりばこが出店していることを知らなかったのに、おはりばこの髪飾りをつけて浴衣で歩いている女性を何人も見かけたこと。
晴れの祭りのお供に、数あるお手持ちのアクセサリーの中からおはりばこの髪飾りを選んで下さったのですね。
そうなんです。そんな風に使っていただく為に、おはりばこは一つ一つ手作りで髪飾りを拵えているのです。

こちらが商品の説明にどれだけ費やすよりも、うちのお客様が一人通りがかってくれるだけで商品の値打ちは他のお客様にも伝わります。
あとはもう、お客様がお客様を呼び、おはりばこテントには黒山の人だかり。


5年前にはなくて今おはりばこにあるもの。
それはおはりばこのことを贔屓にして下さるお客様です。
少しずつ増やしていくのが、おはりばこの使命です。

今回の出店でも、新しいご縁がたくさんありました。
初めましての方々、改めましての方々、毎度おなじみの方々。
祇園祭がつなげてくれました。
ご縁に、心から感謝です。


そして、そのきっかけをくださった浅見株式会社の浅見様、本当にありがとうございました。
スタッフの方々にも本当によくしていただき、とても楽しくお仕事をさせていただきました。
着物業界の隅っこにいながら、これまであまり関わることのなかった室町という町。
今回初めてその懐を御借りして、ちょっぴりイメージが変わった気がします。

今回の出店が、また一つの流れになりますことを。

コメント

not subject

雨の中大変だったと思いますが、お疲れさまでした!
ご夫婦で楽しそうに商いをされてるのが素敵でしたよ♪

番傘、カッコ良くさせるように特訓中です(笑)

not subject

雨やら、暑いやら、めまぐるしい気候の中、お疲れ様でした☆気を抜いているところにお邪魔してしまい、すみません(笑)
人だかりの宵山も、目的があると、なんだか浮き足立って、いつもより、わくわくしますね♪
また、長野から遊びに行かせていただきます。

お疲れさまでした!

なんでしょう、バスの中で涙出てきました(;ω;)
ご縁って大事だー!!

近々噂の新商品を見に相方共々伺いますね^^
多分チビ付き(笑)

not subject

丁髷様

いやいや、お二人も素敵でした。
昔の祇園祭って、こんな感じだったんかな、とお二人を見て思いました。
番傘の差し様、今度チェックします!(笑)


IMAI様

わざわざよっていただき、ありがとうございました。
青の浴衣素敵でした。
朝顔も素敵につけていただいて感激です♪
また来年も出来たらいいなーなんて思ってます。


HK様

縁って不思議ですね。
相方くんも、そんな縁を作り出してる人の一人やね。
素晴らしいことです。

また2+1であそびにおいでー
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  • おはりばこ店主です。
    花嫁さんや成人式・卒業式、七五三などのハレの髪飾りやかんざしを、京都からお届けします。

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