新婚天竺旅行~トラブル編~

インドでは、油断していると様々なトラブルに遭遇します。

日本での基準で考えると、警察沙汰や裁判沙汰、入院沙汰になるようなレベルの目にもちょくちょく遭いますが、そこはなんとか当事者たちで解決し、「ノープロブレム」まで持っていくのがインド流。


さて、今回の旅でのトラブルとその対処法、そして顛末について。


【ぼったくり】

ツーリストは、ローカルプライスで買い物することはまず出来ません。
博物館などでさえ、インド人と外国人では違う価格が掲示されています。
これをぼったくりと言っていては何も買えません。

タクシー、おみやげ、ペットボトルの水1本からツーリストプライスというものが存在し、それはもうどうしようもないことなのです。

ぼったくりにあわないためにはどうすればいいか・・・。

それは、きちんと事前に金額交渉をすること。高いと思ったら買わないこと。事前に決めた金額より高い金額を請求されたら断固拒否すること。
これで防げます。

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たとえば、あるおみやげ物屋さんで1000ルピーで買ったものが、他のお店で300ルピーで売っていたら・・・。
買ったお店でぼったくられた、と考えてしまいがちですが、私はそうは思いません。

同じ商品を、1000ルピーで売ることの出来る優秀な販売員がいた、その商品を1000ルピーで高いと思わせない販売が出来るお店だった、というだけのこと。
1000ルピーを提示されて、「買う」と決めたのは自分です。

相場を知らない商品は、そのものの価値を自分で考えて、価格を決定しなければいけません。
そして、1000ルピーで買ったのなら、納得して買ったということ。
偽物を掴まされたり、嘘を吐かれたのでなければ、だれも責めることは出来ません。
販売員が、一枚上手だったというだけのことです。


相場より高く買ってしまわないためのコツは、日本円に換算しないこと。
ちょっとでも高いと思ったら、「他の店を回ってから決める」ということ。

どれだけもてなされても、どれだけプッシュされても、支払いを済ませるまではこちらにイニシアチブがあることを忘れなければ、相場より高い金額で買うこともありません。
そもそも、正札が付いていない商品に、相場などないのですから、納得した値段で買うか、納得できないから買わないか、の二択をし続ければいいのです。



【お腹のゆるみ】

インドへ行くことを知ったたくさんの人達からかなりの確率で言われたことは、「お腹壊さないように」「生水は飲まないように」などの、お腹事情に関すること。

はっきり言って、私も絶対お腹をこわすと思っていましたので、対策はしっかり打っていきました。

それは、「ノニジュース」。
小さなペットボトルに小分けして、1リットル持って行きました。

もともとお腹を壊しやすい体質で、万年ぴーぴーに悩まされておりましたが、ぎゅるっと来てもとりあえずノニジュースガブ飲みしておけばノープロブレム。
体質にもよるのでしょうが、心配な方は試してみる価値ありです。



【風邪・病気】

水が変わると体が変わる。
急激な変化は免疫力の低下を招き、ちょっとしたことで風邪を引いてしまいがちです。
日本よりもウィルスやらホコリやらが幅を利かしているインドなら、なおのことです。


とはいっても、油断していたらあっけなくやられます。
今回は意外なところからもらいました。

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あまりの象さんラブに、熱い口づけを交わしたら、次の日から下痢と熱に襲われました。
かつて接吻病という病にかかった前科もすっかり忘れ、やってしまいました。

どうやら私、人以外の何かからチューで病気をもらうのが特技のようです。


インド最終日、デリー空港につく頃には足元も目元も定まらない有様で、空港のメディカルセンターで点滴を打ってもらい、抗生物質をゲット、無理やり熱を下げて、かろうじて日本での検疫を逃れました。



【交通事故】

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ゴアでバイクを手に入れて、バリバリ調子にのっていたのもつかの間、宿に帰る途中の交差点で事故りました。
交差点手前で、右折しようと減速し、右に曲がろうとした瞬間。
後ろから二人乗りのバイクにぶつかられました。


私のバイクは右ウィンカー壊れており、点いていなかった。
しかし、ぶつかってきたのは相手方。
双方にけが人なし。(私がちょっと足をすりむいた程度)
相手方のウィンカーが破損して道路に落ちている。


日本なら、即座に警察を呼び、保険会社に電話をし、第三者を中心に事故を処理する場面ですが、ここはインド。
おとなしくしていたらこっちの非を突きまくってとんでもない額を請求されることは目に見えています。
飲まれたら、負け。

まずは俺のターン。

バイクを降りると即座に相手方に向かっていき、無理な追い越しをしたこと、追い越す際にクラクションを鳴らして合図しなかったこと(インドでは追い越しの際にクラクションを鳴らすのがルール)、右足を擦りむいて怪我をしたことなどを冷静に、且つ大きな声で訴えました。

相手のターン。

ウィンカーをだしていなかったこと、彼のバイクのウィンカーが壊れたことをアピールします。


はっきり言って、私が悪いです。ウィンカー出してないですから。
申し訳ないなぁと思いながらも、妥協点を少しでもこちらに引き寄せるために、引くわけには行きません。

「埒あかんな。よっしゃ、ほな警察呼ぼか。」

と言った瞬間相手の顔色が変わりました。
インドでは、警察は何がなんでも関わってはいけない相手です。
もしホントに警察を呼んだ日には、警察官が色々と難癖をつけて双方から大金を巻き上げることは間違い有りません。


「POLICE」という単語を聞きつけた見物人が、焦って制止します。

A「警察はあかん。ほんまやめとけ。呼んだらもっとえらいことになるって。お前がこいつに500ルピー渡してさっさと終わらせぇ。」

B「そうしとけ。ここは警察近いねんし、揉めてんとさっさと解散しろ。」


1000円で決着が付くなら安い物です。
インドでは、人と人とのトラブルには周りがどんどん首を突っ込んできて裁いてくれます。
なんとなく一番みんなが納得する意見が空気を支配し、当事者達もそこで手を打つことになります。

500ルピー札を握手で渡して、決着。

「おっちゃん、すまなんだな。」

「今度からきぃ付けや」



インドで人とトラブったら、大声で自分の主張を通しましょう。
通りすがりの人達が、公平に裁いてくれます。たとえ我々が外国人でも。



少々のトラブルやプロブレムは、翻って楽しんで対処するのがインドでのスタイル。
ただし、絶対に手を上げることのないように。

たいがいのことは、ノープロブレムで終わりますから。

コメント

インドで男達にからまれて危機一髪のところにポリスが駆け付け一安心…までは良かったものの、男達を本気で殴りまくるポリスを見て逆に罪悪感を感じてしまった事がありました。ポリス沙汰になるのは現地人にとってマジで危険な事だと身に染みて感じた。
でも逆に治安の悪い場所でヒッチハイクをしてたら巡回中のポリスが女一人じゃ危ないからと町までパトカーで送ってくれて、さらにホテルと食事まで手配してもらった事もあったよ。
腹は一度も壊しませんでした(笑)屋台飯も生水もどんとこい!
しかし買い物は最後までうまくできなかったなぁ…。

not subject

あちゃ

ポリスは、平気で市民を殴ったりしちゃうからね。
中にはいいポリスメンもいるんやろうけどね。
僕らはとにかく避けてました。

お腹事情は、とにかく相性が合うかどうか。
土地によっても水が変わるから、インドの水は危険!とは一概に言えないようなきがするね。
まあ兎に角生きてかえってきてよかったよ。
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