東北、関東、負けるな。

情報が入ってくるたびに、冷や汗が出て鳥肌が立ち、泣きそうになる。

日本がぐるりを海に囲まれた小さな島国であることを改めて思い知る。

人間の小ささと、自然への畏敬を感じる。

「原発」という響に吐き気を覚える。

今もどこかで助けをもとめている人が山ほどいることは明らかなのに、何も出来ないことに焦燥する。


今日は、個人で主宰している煙管バー、「喜狂家」のイベントがあります。
電気もなく、水も足りず、お腹をすかせている同胞がいるにもかかわらず、こたつでぬくぬくあぶり餅を振る舞い、みんなで笑うことにどのような意味があるのか。

答えの出ない自問自答を抱えながら、時間はやってきました。
今夜19:30から、スタートです。


罪悪感を背負って、俯いていてもなんにもならない。
今日は、こんな状況でも集まってくれる人たちと一緒に笑い、語り、考えたいと思います。

本日のあぶり餅の売上は、すべて赤十字に寄付します。
微々たる額ですが、少しでも東北の人たちの助けになりますように。
そして、見て見ぬふりをしてはならないという、自分自身への決意表明でもあります。




今日、新しくおろす下駄がこちらです。

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会津の肉厚な桐を贅沢に使った、後丸、横柾の畳表の下駄です。

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見事な横柾です。

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後ろには、丸喜の屋号。奇しくも喜狂家と同じです。

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これを作ってくれたのは、会津喜多方の、桐材屋「黒澤桐材点」の5代目。
私と同じ歳の、若き職人です。

彼は現在、守口京阪5Fの催事に出展中です。
http://www.keihan-dept.co.jp/moriguchi/


会津の桐は、その寒さで身が詰まり、丈夫で粘り気があり質実剛健だといいます。
今日は喜狂家として、これを履いて応援したいと思います。




この大きな試練を乗り越えて、日本がもっと強く優しい国になりますように。


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「盛岡の桜は、石ば割って咲ぐ。盛岡の辛夷(こぶし)は、北さ向いて咲ぐ。
んだば、おぬしらもぬくぬくと春ば来るのを待ってるではねえぞ。
南部の武士ならば、みごと石ば割って咲げ。
盛岡の子だれば、北さ向いて咲げ。春に先駆け、世にも人にも先駆けで、あっぱれな花こば咲かせてみよ」

~壬生義士伝より~

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